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2017年1月9日(月・祝) フルート科恒例の「新年吹き初め会」を開催

 新年早々の1月9日(月・祝)、国立オリンピック記念青少年総合センターで、「新年吹き初め会」を開催しました。午前中の2時間半は、昨年、フルート科教授に新しく着任された宮前丈明先生によるグループレッスン。グループレッスンは初歩の生徒から上級生までが一緒に演奏する、スズキ・メソードならではの練習法です。お互いの音を聴きながら、この日は音楽的な表現を高めるための様々なアプローチを行ないました。

 初歩の曲では、「メリーさんの羊」を音楽的に演奏すること。「きらきら星変奏曲」では、響きを客席に届くよう、音の形を聴きながら吹くこと。グルックの「メヌエット」では、柔軟にピアニッシモを出すこと。「かっこう」ではフレーズを大きく取ることなど、一つの曲ごとに音楽性を豊かにする大切なワンポイントが伝授されました。

 上級生には、ブラベーの「ソナタ」で、リズムの面白さを出すために自分なりのアイデアを考えてみること、バッハの組曲第2番の「ポロネーズ」では、短い音に命を与えることを目標に、音を磨いていきました。

 午後のマスタークラスでは、最初、緊張していた生徒たちが、宮前先生のレッスンにどんどん引き込まれ、本人が驚くほど上達していく姿が見られました。

■フルート科委員長 中田英里先生からのコメント
前日に関東地区指導者を対象とした新年研究会において、講義と演奏をしてくださり、お疲れが出られているのではと心配していましたが、早朝からのレッスンにも関わらず、パワフルに生徒たちをご指導くださり、感謝しきれません。レッスンを終えた生徒たちは宮前先生からパワーを注入してもらい、キラキラと輝いているように感じました。これから1年間、先生から学ばせていただいたことを糧に、生徒ともども進んで行きたいと思います」