早野龍五会長と、日本将棋連盟の佐藤康光会長が、
7月12日の毎日メディアカフェで対談。テーマは「やり抜く力を育てる」

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日時:2017年7月12日(水)18:30〜20:00

会場:毎日ホール(千代田区ーツ僑1-1-1パレスサイドビルB1)

毎日メディアカフェのFacebookで、当日の内容が速報されています。 →毎日メディアカフェ

 メディアカフェ始まって以来の長文の速報記事です。なんと4,500字にも及んだそうです。午後8時の対談終了とともに担当スタッフの脇目も振らずのがんばりで、同日午後10時には公開されました。また、同時に毎日新聞の早刷りも完了。新聞記者魂を感じさせました。

 速報記事の中で、佐藤康光会長が「駒音会」で演奏された曲は、コレルリ作曲の「ラ・フォリア」でしたので、補足しておきます。

 なお、この日は、名人戦や王将戦のスポンサーでもある毎日新聞社にとっては、日本将棋連盟の佐藤康光会長が、毎日新聞社を訪れるとあって、大変な騒ぎだったそうです。

 また、対談会場(毎日ホール)には、早野会長がサイエンスフェローを務められる「ほぼ日」の糸井重里さんをはじめ、元NHKモスクワ支局長を務められた小林和男さんも駆けつけておられ、対談終了後の懇親会でも、とても賑やかなセッションが続きました。

(以下は告知記事です)

 弱冠14歳の藤井聡太四段の負け知らずの快進撃、将棋の壮大な世界観を描いた映画「3月のライオン」の公開、さらにはAIと人間の知恵比べなど、将棋にまつわる話題が目白押しの昨今。電子機器持込に関しての一連の疑惑騒動を発端に、この2月より日本将棋連盟の舵取りを任された佐藤康光会長の動きに、大変な注目が集まっています。

 実は、佐藤会長は、スズキ・メソードで4歳からヴァイオリンを学び、今も演奏を折に触れて披露される「ヴァイオリンを弾く棋士」でもあります。

 お二人による今回の対談テーマは、「やり抜く力を育てる」

 将棋には、日本人の心を表す作法や、戦法を創意工夫する土壌があり、限りない集中力や、失敗を恐れないチャレンジ精神などを養う場があり、現代を生きる子どもたちに必要な「やり抜く力」を育てる力があります。スズキ・メソードの5代目会長として、昨年8月から、組織の立て直しに腕を振るわれる早野龍五会長との対談で、子どもたちの能力を育てるためのさまざまな取り組みや、組織の活性化、若手の育成のアイデアなどについて、縦横無尽に語り合います。

佐藤康光会長プロフィール
 1969年京都府出身。田中魁秀九段門下。87年四段、98年九段。第6期竜王戦で羽生竜王(当時)を下し、初タイトルを獲得。98年度、第56期名人戦で初の名人位を獲得。翌年防衛。2001年度、第51期王将戦でタイトル奪取。06年度、第77期棋聖戦で5連覇を達成。大山康晴、中原誠、米長邦雄、羽生善治に次いで史上5人目となる永世棋聖の称号を得た。同年、第32期棋王戦で棋王位獲得。11年、第60期王将戦で王将位獲得。タイトル獲得は通算13期を数える。独自の序盤戦術を持ち、踏み込みが鋭い攻撃型の棋風。通算1594戦999勝595敗。11年から日本将棋連盟棋士会会長、17年2月より日本将棋連盟会長。17年4月、紫綬褒章受章(将棋界では最年少の47歳での受章)。「康光流現代矢倉Ⅰ~Ⅲ」「康光流四間飛車破り」「5級からの詰将棋81」「佐藤康光の石田流破り」・「佐藤康光の力戦振り飛車」(日本将棋連盟)、「新手への挑戦 佐藤康光小伝」(NHK出版)、「一人で学べる!小学生のための将棋入門」(日本文芸社)他の著作がある。
 ヴァイオリン科出身。調布の富川和子先生のもとで、4歳からヴァイオリンを始め、京都に転居されてからは、松村裕美子先生のもとでヴァイオリンを続けた。弟、妹と3人兄弟全員が、スズキでヴァイオリンを学んでいる。


 スズキ・メソードの会員向け機関誌No.160(2007年夏号)では、「先輩、こんにちは」にご登場いただきました。10年前の記事ですが、ご幼少の頃のご様子や、ヴァイオリンを習われておられた頃の貴重な写真も掲載しております。ご覧ください。それぞれのページをクリックすると、拡大します。