第66回夏期学校の概要「その①」を報告します!


 今年の夏期学校は、昨年に引き続き、ピアノ科が7月31日(月)〜8月3日(木)に、ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科が8月1日(火)〜4日(金)という二段構えで開催されました。まつもと市民芸術館や5月にリニューアルされたばかりの才能教育会館をはじめ、松本市内の学校や公共施設を使い、松本市内に楽器を持つ親子の姿があふれていました。期間中、さまざまなレッスンや多彩なコンサートなど盛りだくさんのプログラムが用意され、12ヵ国を数える海外からの参加者60名を含めた総勢2,500名に及ぶ参加者たちの真剣に学び合う姿が見られました。年齢別やレベル別を超え、「みんなで育ちあう」ことをテーマにした、スズキならではの真夏の風物詩です。

 マンスリースズキでは、日程順に写真を中心に速報することにします。ここでは、7月31日から8月2日までの前半部分をご紹介します。




 11:00から、まつもと市民芸術劇場シアターパークで、ピアノ科の参加受付が始まり、13:00には才能教育会館ホールでの「東先生の演奏&オープニングコンサート」で幕開けとなりました。
 東 誠三先生のオープニング演奏に続いて、早野龍五会長によるご挨拶、第66回夏期学校実行委員長の中島 顕先生からご挨拶をいただき、ピアノ科の生徒たちの演奏が続きました。早野会長のお話の中で、「みなさん、鈴木先生の席をご存知ですか?」という問いかけがあり、今回、新しくつけられた座席の背に打たれたネームプレートを確認することができました。座席番号は「E-9」です。その隣に、豊田耕兒先生(第2代会長)、そして一つ後ろの3席に、中嶋嶺雄先生(第3代会長)、鈴木裕子先生(第4代会長)、早野龍五先生(第5代会長)のプレートがあることもご案内いただきました。
 その後、グループレッスン、個人レッスンが行なわれました。




 ピアノ科の2日目は、9:00からグループレッスン、連弾レッスン、合奏レッスン、個人レッスンが、まつもと市民芸術館の各会場で行なわれました。一方、この日が初日となるヴァイオリン科、チェロ科、フルート科は10:00よりシアターパークで受付がスタート。13:00からの市民芸術館主ホールでの開校式には、全科が揃い、いっぺんに賑やかになりました。

 開校式は、全科指導者による演奏で、豊田耕兒先生の力強く、情感あふれる指揮による鈴木鎮一先生作曲の「子どもの幸を」からスタートしました。そして、鈴木先生の夏期学校の様子が大型スクリーンで上映され、皆さん、食い入るように見ていました。

 続いて、早野龍五会長によるご挨拶でした。生徒・保護者・指導者合わせて2,500名の参加、そして海外からも12ヵ国、60名の参加があること。また、大規模改修でリニューアルオープンしたばかりの才能教育会館ホールの「鈴木鎮一先生の席」をぜひご覧ください、との紹介がありました。そのほかにも、改修にあたり寄付をされた方々の名前のプレートがあることも紹介されました。流暢な英語でもご紹介があり、国際人として広く活躍される早野会長ならではの場面でした。

 来賓の皆様のご挨拶に続き、中島 顕 実行委員長からは、昨年同様に、年齢別やレベル別を超え、「みんなで育ちあう」ことをテーマにした夏期学校であることが発表されました。

 最後に、全科指導者による演奏で、次の3曲が演奏されました。演奏者の中に、スズキ出身で、ニュージーランド交響楽団アシスタントコンサートマスターとして活躍されておられるヴァイオリニストの江口有香先生の姿もありました。
・モーツァルト:アリエッタ
・パガニーニ:妖精の踊り
・鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲 

 開校式の後、さっそくグループレッスンや0〜3歳児クラス、弦楽Aと弦楽Bも始まりました。ピアノ科は、市民芸術館小ホールと才能教育会館に分かれて、ピアノ科コンサートを開催。個人レッスンも同時進行でありました。

 19:00から、「JTB presents 夜のコンサート」。この日のプログラムは、以下の通りです。いずれも素晴らしい演奏で、引き込まれるような魅力に溢れていました。特に、江口先生のユーモレスクとガヴォットでの、独特な「間」と歌い方に魅了されました。
①イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番ホ短調Op.24
 ドヴォルザーク:ユーモレスク
 ゴセック:ガヴォット
   ヴァイオリン:江口有香、ピアノ:臼井文代
②ライネッケ:フルートソナタ「ウンディーヌ」
   フルート:宮前丈明、ピアノ:東 誠三
③ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」
   ヴァイオリン:江口有香、チェロ:林 峰男、ピアノ:東 誠三




 各教室レッスン、グループレッスン、連弾レッスン、個人レッスンに加え、弦楽Aと弦楽Bクラスのレッスンも行なわれました。今年の弦楽合奏の内容は以下の通りです。
・弦楽A
 芥川也寸志:弦楽のための三楽章(トリプティーク)第1、3楽章
   指揮:宮田豊先生
・弦楽B
 ヴィヴァルディ:「調和の霊感」作品3-11より第1、3楽章
   指揮:松本尚三先生


この日は15:00〜16:30に、市民芸術館主ホールで「全科午後のコンサート」を開催しました。これは、昨年度の卒業録音の中で特に素晴らしい演奏を残した生徒たちが出演しての演奏でした。