酒井邦嘉先生(東京大学大学院総合文化研究科教授)の新刊書
「チョムスキーと言語脳科学」


酒井邦嘉先生 基本的な視覚や聴覚の機能から始まって、中高生が英語を習っているときの脳活動などを25年にわたって調べて来られた東京大学の酒井邦嘉先生の研究室とスズキ・メソードの共同研究は、2017年1月から進んでおり、折に触れて、その目的とするものなどをマンスリースズキでも紹介してきました。5年計画の3年目を迎えた今、「音楽の脳科学」という未知の分野にどのような研究成果がなされるか、大変興味深いところです。

→マンスリースズキ2017年1月号

 その酒井先生が、ご自身の師と仰がれて来られたアメリカの言語学者で、現代の「知の巨人」として非常に大きな功績を残した人物の一人として知られているノーム・チョムスキーの画期的な言語理論について、さらに研究を深められ、新刊書を上梓されました。それが「チョムスキーと言語脳科学」(集英社インターナショナル 860円+税)です。子どもが楽々と言葉を身につけられるのはなぜか? 第二言語の習得が難しいのはどうしてか? など、私たちの身近な問題に潜む謎にも迫ります。

 詳しくは、集英社インターナショナル新書のサイトをご覧ください。酒井先生ご自身の動画メッセージもご覧いただけます。下の画像をクリックすると移動します。