スズキ・メソードの指導者たちの真剣学び場「全国指導者研究会」が、今年も、まつもと市民芸術館をフル活用して、開催されました。

 今年のテーマは「継承と再創造」。
 スズキ・メソードの根幹をなす思想や理念を再確認し、確実に譲り伝え、時代の変化に応じて変えるべきものがあれば思い切って変えるくらいの意気込みで、研究を深め合いました。鈴木先生を直接知る世代はもとより、接したことのない世代が一緒になってテーマを掘り下げる姿は、まさに「研究会」。全国の指導者に対して、関東地区の実行委員会が年初に実施したアンケートをもとに、KJ法(チーム発想法)を使い、「原因追求」と「構想」を実施。「構想」で出たプランを研究会期間中に「実践」するという、大変意欲的な取り組みがなされたのです。

 それでは、全国指導者研究会の概要を日付順に紹介しましょう。

6月3日(月)

開会式 14:00 ~ 15:00
・開会宣言
・会長挨拶
・講師紹介
・黙祷
・新任指導者紹介
・指導歴15年、25年、40年、50年以上の指導者への感謝状授与式
・実行委員紹介

共通プログラム  
初歩の対応 〜見学からキラキラ星まで〜 主ホール  15:15 ~ 17:15
 お話しいただいた先生
   足立佳代子先生(関東地区ヴァイオリン科)
   佐藤ケイ子先生(関東地区ピアノ科)
   吉川豪一先生(北陸越地区ヴァイオリン科)
 アドバイザー
   岡本和子先生(関東地区ヴァイオリン科)
   橋本璋子先生(関東地区ヴァイオリン科)
   牧野郁子先生(関東地区ヴァイオリン科)
   三谷紀子先生(関東地区ピアノ科)

一般公開プログラム
スズキ・メソード presents クラシックコンサート 18:30開演 →速報

6月4日(火)

共通プログラム
朝の映像 9:00 ~ 9:30

一般公開プログラム
土屋秀宇先生 基調講演 9:30 ~ 11:30
 今なぜ「徳性」の教育か~子供たちのいのちの根を培う言葉のちからの不思議~

共通プログラム
懇親会 11:30 ~ 13:00
「皇室と 26 年~スズキ・メソード指導者としての交流報告」 
 寺田義彦先生(関東地区チェロ科)

各科プログラム 15:45 ~ 16:45
ヴァイオリン科・チェロ科 豊田耕兒先生 室内楽の公開レッスンと実演
            モーツァルト:弦楽四重奏曲 ニ短調 K.421 第1,3楽章
フルート科  宮前丈明先生:トナリゼーション実践論
ピアノ科  自由研究発表
      生島 恵先生(関東地区)「子どもの内なる生命を大切にするということ」
      玉那覇三智子先生(沖縄地区)「木製のブロックを使った音階や和音遊び」

各科プログラム 17:00 ~ 18:00
ヴァイオリン科 館ゆかり先生「鈴木鎮一先生の音とは。トナリゼーションとは」
チェロ科 「平成 30 年度卒業録音」優秀な録音公開と審査担当指導者の所感など
フルート科 宮前丈明先生「卒業曲について1」
ピアノ科  豊田元子先生「アルフレッド・コルトー先生の指導と分析」

6月5日(水)

共通プログラム
朝の映像 9:00 ~ 9:30

グループレッスンのヒント  9:30 ~ 10:45 
 チェロ科指導者による、グループレッスンのデモンストレーション

各科プログラム 11:00 ~ 12:00
ヴァイオリン科・フルート科 髙橋利夫先生「受け継ぐ人たちへのメッセージ」
チェロ科   「アメリカからの新ピアノ伴奏譜提案について」
ピアノ科   東 誠三先生:「トナリゼーション」

各科プログラム 13:00 ~ 15:00
ヴァイオリン科 グループレッスンのヒント ~ヴァイオリン科の場合~
チェロ科  「指導ポイント及びグループレッスン」
フルート科 宮前丈明先生「すべての生徒を研卒まで」
ピアノ科  自由研究発表
      生島 恵先生(関東地区)「子どもの内なる生命を大切にするということ」
      東 誠三先生「公開レッスン」

各科プログラム 15:30 ~ 17:00
ヴァイオリン科 館ゆかり先生「子どもたちの室内楽導入として」
チェロ科  「チェロ科会議及びトナリゼーションの指導」
フルート科 宮前丈明先生「オープンスクールのヒント」
ピアノ科  森田義史先生 演奏とお話「イタリアの音楽事情」

各科プログラム 17:15 ~ 18:15
ヴァイオリン科・チェロ科 豊田耕兒先生 室内楽の公開レッスンと実演
フルート科 宮前丈明先生「卒業曲について2」
ピアノ科  佐藤理州先生・ピアノ科委員会「チェンバロで聴くバロック作品」

6月6日(木)

共通プログラム
朝の映像 9:00 ~ 9:30

保護者への対応 9:30 ~ 10:45
 様々なタイプの保護者と出会う昨今、レッスンでの対応について、
 質疑応答も交えてパネリストの先生方と考えました。
 パネリスト:
     荒木千香子先生(関東地区ヴァイオリン科)
     安田廣務先生(関東地区ヴァイオリン科)
     吉田諒子先生(関東地区ヴァイオリン科)
     餘野木裕子先生(関東地区ヴァイオリン科)
     河地正美先生(関東地区チェロ科)
     佐藤満先生(関東地区チェロ科)
     加藤圭子先生(関東地区ピアノ科)

各科プログラム 11:00 ~ 12:00
ヴァイオリン科 保護者への対応 ~ヴァイオリン科の場合~
チェロ科  林 峰男先生「奏法の研究」
フルート科 宮前丈明先生「夏期学校での指導について」
ピアノ科  東 誠三先生「コミュニケーションについて」

共通プログラム 13:00 ~ 14:15
鼎談 「音楽教育と脳科学」早野龍五会長、酒井邦嘉先生、宮前丈明先生

閉会式 14:15 ~ 15:00
 0 ~ 3 歳児コース 認定指導者証授与式
 川沼文夫実行委員長挨拶

課外プログラム 15:30 ~ 17:30
 ヴィオラグループ  豊田耕兒先生をお招きしてのヴィオラ研究会