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11月19日(日)松本市のあがたの森講堂で、早野龍五会長が講演

  11月19日(日)14時より、松本市のあがたの森講堂で、早野龍五会長による講演会「世界の夜明けはこどもから、スズキ・メソードが育む『生きる力』」と、松本支部の子どもたちによるミニコンサートが開かれました。お膝元の松本市の皆様向けに、スズキ・メソードが幼児教育に果たす役割や、実際の子どもたちの演奏をお届けすることができました。松本支部チェロ科指導者の塚尾桃子先生のレポートでお届けします。

 松本支部主催で昨年の8月に本会会長に就任された早野龍五会長の講演会を行ないました。春に講演会の打診をした際、会長は「このような機会を待っておりました。ぜひやらせてください」と快くお引き受けくださいました。

 第1部は講演会で、スズキ・メソードとの出会い、幼少時代、鈴木鎮一先生との思い出から始まり、音楽を学ぶことでどのように能力が育つのか、幼児教育の大切さをお話しくださいました。

 第2部は子どもたちによるフルート・チェロ・ヴァイオリンのコンサートで、約100名の生徒が参加しました。早野会長も子どもたちに混ざってヴァイオリンをお弾きくださいました。

 開場前にも関わらず一般のお客様が何人もお越しくださり、(会員も含め)250名程客席が埋まりました。お客様からは大変好評をいただきました。会長からも「大変良い機会をいただけて感謝しております」とお言葉をいただきました。

 個人的には、耳から聴くこと、繰り返し練習することに加え、それらを如何に「楽しくやるか」が大切だと仰っていたのが印象的でした。そしてスズキ・メソードで培ったものは「一生の宝物になる」のだと改めて認識することができました。子どもたちのミニ・コンサートも、あがたの森の講堂の木の温もりある会場と、同じ木でできた弦楽器の響きが重なり合い、とても和やかな雰囲気の中で開くことができました。今回運営に携わり、先生方、父兄の皆さま、多くの方にお力添えいただき、この場を通じて感謝申し上げます。ありがとうございました。

松本支部チェロ科指導者
塚尾桃子