改修した才能教育会館が、松本市の景観賞を受賞

 平成元年に始まった松本市景観賞は、市民意識の高揚と、良好な景観形成に向けた市民のまちづくり活動の推進を図るものに対して贈られる賞です。その平成29年度景観賞で、才能教育会館が「建築物・工作物部門」賞に輝きました。「この建物が持つ周辺環境への影響力と、地域の景観向上への貢献力」が高く評価されたものです。

 1月28日(日)、あがたの森文化会館講堂ホールで表彰式が行なわれ、菅谷昭松本市長から早野龍五会長に表彰状と記念の盾が贈られました。

 表彰状には、次のように書かれていました。
 景観賞
 建築物・工作物部門賞
 公益社団法人才能教育研究会 才能教育会館
 会長 早野龍五様
 あなたは松本の風土と歴史的環境に調和した景観の形成に貢献したことが認められました。よってここに平成29年度松本市景観賞を贈りこれを賞します。
 平成30年1月28日
 松本市長 菅谷昭

受賞理由 松本市HPより

所在地:深志三丁目10番3号
所有者:公益社団法人才能教育研究会
設計者:株式会社アーキディアック
施工者:北野建設株式会社
 エントランスに曲面をうまく使い、人が建物内部へ誘われていくようなつくりで、非常に開放的な建物である印象を受けました。外壁を明度の高い白系の色とし、エレベーター部分をガラスで構成し、その内側を石調の仕上げ材で覆うことで、建物全体に明るいイメージを創出し、前面の通りへの圧迫感を抑えています。その明るいイメージが、閉鎖的で暗い印象を受ける通りに対して良い影響を与え、改修前と比べて通り全体が明るくなったという印象を受けました。この建物が持つ周辺環境への影響力と、地域の景観向上への貢献力を高く評価しました。
 また昨今、近代建築が取り壊される傾向にある中で、既存の建物を残すことで歴史を保持し、新しいデザインと融合させ現代の姿に変化させています。今後も地域のシンボルとして、この建物の記憶が永く引き継がれていくことを願います。