仲間意識が芽生え、ともに成長し合える場としての
「ピアノ10台のコンサート」

スズキ・メソードの子どもたち ピアノ10台のコンサート

日時:2017年4月30日(日)
      1回目公演 10:30〜12:30
      2回目公演 13:30〜15:30
会場:ザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化ホール)
主催:スズキ・メソード松本支部ピアノ科

オープニング  ファリャ:火祭りの踊り 晴天に恵まれた日曜日、午前と午後の2回、第19回目の「ピアノ10台のコンサート」が、スズキ・メソード発祥の地、松本で開かれました。松本支部ピアノ科の生徒と、アメリカから2名の生徒が一緒に演奏したいと松本市を訪れ、総勢165名の出演となりました。

曲目
・ファリャ:火祭りの踊り
・ごあいさつ
・鈴木鎮一:キラキラ星A・D 
・リュリ:月の光 
ごあいさつ 小林一茶の3句を大きな声で斉唱し、会場から大きな拍手をいただきました・鈴木鎮一:アレグロ 
・シューマン:楽しき農夫 
・モーツァルト:アリエッタ 
・ディアベリ:4手のための旋律的小品Op.149-6 
・バッハ:ミュゼット 
・バッハ:ジーグ
・ハイドン:ソナタハ長調No.48第3楽章 
・ベートーヴェン:エリーゼのために 
・モーツァルト:ソナタハ長調K.330第3楽章
・モーツァルト:トルコマーチ
・パデレフスキー:メヌエットト長調Op.14-1
シューマン:楽しき農夫・ベートーヴェン/ルービンシュタイン/ラフマニノフ:トルコマーチ 
・バッハ:主よ、人の望みの喜びよ 
・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」

 両コンサートとも満席。後方に至るまで、いっぱいのお客様にご来場いただき、感謝です。ピアノ科の生徒たちにとっては、大勢で演奏する機会は滅多になく、この「ピアノ10台のコンサート」があるからこそ、仲間意識が芽生え、ともに成長し合える場となっているのです。松本支部ピアノ科指導者の荻原慧子先生によるコンサート終了時のご挨拶を紹介します。

■荻原慧子先生のご挨拶

ベートーヴェン:エリーゼのために おかげさまで「ピアノ10台によるコンサート」は今回で19回目になりました。1986年に始まりまして、年数にしましたら30年を超えました。

 今日の演奏者の中には、以前に、お父さん、お母さんが出演したという方もいて、このコンサートがどれだけ皆さんに愛され続けてきたかを感じることができます。
 
 さて、お客様の中に、ピアノの曲を10人で合わせることがどれだけ難しいか、お気付きの方はいらっしゃいますか?

 音の鳴らし方、体の使い方、呼吸の合わせ方、すべてにおいて10人のテクニック、気持ちがピッタリ合わないと、美しい音楽はできません。モーツァルト:トルコマーチここにいる生徒たちは、ピアノのレッスンをスタートしたときから、年月をかけて、「急がず、休まず、諦めず」を実践してきました。これらは目に見えませんが、生徒たちに身についた財産です。

 後半の演奏曲には、大学生や社会人が大勢演奏しています。今は県外で生活しながら、それでもこのコンサートが好きで、「演奏したい」という想いでピアノを続けてくれています。このように、スズキ・メソードで育った子どもたちは、遠く離れた地でもピアノと向き合い、働きながらでも演奏を楽しんでいます。これこそが鈴木鎮一先生が目指した「音楽を通して、人間を育てる」教育の理想だと思います。

ベートーヴェン/ルービンシュタイン/ラフマニノフ:トルコマーチ  男性10人での演奏は、最後にみんなで手をつないでのごあいさつ。リーダー的存在のKくんのアイデアです。 上級生のみなさん、小さい子たちは、あなたたちに憧れています。ひとつのことを、長く長く続けることの大切さを、身をもって後輩たちに示してくれていますね。育ててくれたご両親や、私たち指導者も、ここまで立派に成長してくれたあなた方を誇りに思っています。本当に今日の演奏はすばらしかったです。ありがとう。

ディアベリ:4手のための旋律的小品 Op.149-6   20名の演奏です 最後になりましたが、ピアノを提供してくださったカワイ楽器様、指導者の方々、ホストファミリーの皆様、何度も子どもたちを会場まで送迎してくださったお家の方々、はるばるアメリカから海を渡って参加してくれた生徒たち、そして先生方、大きな拍手をくださった会場の皆様方、このコンサートに関わったすべての皆様方に深く感謝申し上げます。
ショパン:英雄ポロネーズ ラスト曲は息もピッタリ。会場からの拍手は鳴り止みませんでした
本当にありがとうございました。また次回のコンサートでお会いしましょう!