イベント情報

スズキ・メソードの子どもたちがサイトウ・キネン・フェスティバルスペシャル・コンサートに出演!!

2012.10.04

 故・齋藤秀雄氏の同門の志が一堂に集ったサイトウ・キネン・オーケストラ。そのオーケストラが母体となり、オーケストラとオペラの2本の柱を中心とした音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本が1992年に小澤征爾総監督の下、松本市で始まり、今年20周年を迎えました。


 その「20周年記念スペシャル・コンサート」が 9月7日(金)と9日(日) にキッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)で開かれ、スズキ・メソードの子どもたち約80名が出演しました。
 両日とも同じプログラムが組まれ、子どもたちはチェロ斉奏でフォーレの「エレジー」、ヴァイオリン斉奏でメンデルスゾーンの「協奏曲ホ短調より第3楽章」とヴィヴァルディの「協奏曲イ短調より第1楽章」を披露し、会場から熱烈な拍手が送られました。また、出演されたサイトウ・キネンのメンバーの皆さまからも高い評価をいただきました。


 子どもたちの演奏のほかに世界的に活躍されている方々の演奏や合唱も行われ、フェスティバルの20周年に華を添えました。

 

20120907-1.jpg     20120907-2.jpg

宗次ホール・徳川美術館共同企画にスズキ・メソードの子どもたちと本会出身のヴァイオリニスト松田理奈さんが出演!!

2010.12.25

 宗次ホール・徳川美術館共同企画「尾張徳川家の歴史でたどるクラシック音楽」シリーズ最終回にスズキ・メソードの子どもたちと、本会出身のヴァイオリニスト松田理奈さんが出演しました。当日の模様を、宗次ホールさんからお知らせいただきましたので、ご紹介します。

 

 2010年、名古屋が開府400周年を迎えるにあたって、クラシック音楽でその音楽と同時代の名古屋の歴史をたどろうという前代未聞の企画「尾張徳川家の歴史でたどるクラシック音楽」が、名古屋の宗次ホールで、4月3日の第1回からスタートして、先ごろ12月18日に全7回をもって終了しました。シリーズの中身をご紹介しましょう。
(1) 《プロローグ》信長・秀吉も聴いた! 日本に初めて響いた西洋音楽

(2) 尾張藩のはじまりはバロック音楽とともに...
(3) 文化と商業の街 名古屋とヴェネツィアの栄華
(4) 名古屋の中興 学問奨励と古典派の音楽
(5) 生誕200年 ショパン、シューマンと同い年のお殿様
(6) 激動の時代の響き...幕末の藩主
(7) 《エピローグ》知られざるヴァイオリンの街、名古屋
 

 この最終回では尾張徳川家の19代当主、徳川義親(よしちか)侯爵に焦点を当て、彼が支援を惜しまなかったスズキ・メソード生みの親、鈴木鎮一先生との親交。そして明治期に日本で初めて本格的なヴァイオリン生産を行なった鈴木バイオリン製造株式会社とそこから独立した杉藤楽弓社を紹介しました。


20101218_1.jpg コンサートでは、スズキ・メソード東海地区で学ぶ小学1年から6年までの10名の演奏、そしてそこを巣立って現在東京藝術大学に学ぶ2人、そして同じくスズキの卒業生で、ドイツで研鑽を積んできたヴァイオリニスト、松田理奈さんが加わり、素敵な音色がホールに響きました。

 

 

 

 

 
20101218_2.jpg 舞台の脇には鈴木バイオリンの創業者で鈴木先生の父、鈴木政吉さんが初めて作ったヴァイオリンが展示された他、徳川美術館館長で22代尾張徳川家当主である徳川義崇(よしたか)氏による豊富な写真資料、そしてなんと戦前の動画(!)までをも駆使した徳川家とクラシック音楽の密接なかかわりについてのお話と、盛りだくさんな内容で、名古屋が隠れた音楽の街、日本のヴァイオリンの発祥の地であることを、ご来場の皆様に深くご理解いただけたと思います。

 


 ホワイエでは鈴木バイオリン、杉藤楽弓社の製品展示があり、それぞれ社長自らがブースに立ってお客様からの熱心な質問に応じていらっしゃいました。またこのシリーズを通して各回のテーマに沿った創作和菓子を作ってくださった菓匠山中さんは、最終回ということで、なんと特大の飴細工のヴァイオリンを作ってくださいました。


20101218_3.jpg  20101218_5.jpg

 

 

 コンサートの最後、アンコールでは子どもたちと松田理奈さんほか出演者全員で「キラキラ星変奏曲」の大合奏。音楽を通じての交流の喜び、そして現在に生きるわれわれにその喜びを得る機会を生み出してくださった先駆者たちの偉業に思いを馳せつつ、シリーズを終えることができました。


20101218_4.jpg  20101218_6.jpg

 

今回の演奏会にあたり、ご協力いただいた関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。

 

宗次ホール http://www.munetsuguhall.com/

イツァーク・パールマン氏と松本支部生徒が交流

2010.10.25

  イツァーク・パールマン氏のヴァイオリン・リサイタルが鈴木鎮一先生の誕生日である2010年10月17日(日)、まつもと市民芸術館で開かれましたが、演奏会終了後、午後5時過ぎから主ホールのバックステージで松本支部の生徒たちとパールマン氏との交流会が30分ほど持たれました。松本支部のヴァイオリン科の生徒50人ほどが交流会に参加し、鈴木先生作曲の「アレグロ」などを演奏しました。

 先ず最初に、リサイタルでピアノ伴奏をされたロハン・デ・シルヴァ氏が生徒たちの待つバックステージに現れ、演奏を始めていた子どもたちをニコニコと眺めていらっしゃいましたが、着替えを済まされたパールマン氏も子どもの頃のポリオで不自由になった足代わりの電動車いすで入って来られ、子どもたちの演奏の様子を、右手に持ったビデオカメラを目立たないよう体から離して微笑みながら撮影されていました。

 生徒たちの演奏が終わると、パールマン氏はその演奏を讃え、撮影はそのまま続けながら、「フィオッコのアレグロは何巻に入っていたっけ?」と生徒に向かって問いかけられました。「6巻です」との返事があると、「6巻以上の教本を勉強している人は手を上げて」とおっしゃり、何人かの生徒が手を上げると、「君たちは僕よりも進んでいるね」とニコニコと笑いかけられていました。実は、当日の演奏会のアンコールで、パールマン氏は指導曲集の6巻に入っているフィオッコの「アレグロ」を弾いてくださっていたのです。 
 その後、記念撮影をして一人ひとりと握手をしながら言葉を交わし、左手に弓を持って演奏していた一人の生徒に「君の演奏はとてもすばらしかった。これからも頑張ってね!」と声をかけられていました。

 PBS(公共放送網)制作のドキュメンタリー・フィルム「Small Wonders(※)」では、ニューヨーク市の財政難から打ち切られそうになる弦楽授業を存続させるため、公教育の中での音楽教育(芸術)の大切さを訴える教師の呼びかけに応じ、パールマン氏は、アイザック・スターン氏らヴァイオリニストの仲間とともに、支援基金集めのためカーネギーホールで開かれるチャリティー・コンサートに出演され、イースト・ハーレムの公立小学校でスズキ・メソード、スズキ・スピリットで指導を受ける子どもたちと協演しています。状況は異なりますが、鈴木鎮一先生を彷彿とさせるようなパールマン氏の優しさとユーモアに溢れる人柄が、ニューヨークでのドキュメンタリーと同じような温かな交流のひとときを作り出してくれました。

 

SmallWonders.jpg(※)Small Wonders

日本版DVDタイトル:「ハーレムのヴァイオリン教室」
ロベルタ先生と50人の子どもたちの奇跡

出演:ロベルタ・ガスパーリ、イツァーク・パールマン、アイザッ ク・スターン
監督:アラン・ミラー
「夢はかなうもの」そう信じるすべての人に贈る、ロベルタ先生と50人の子どもたちの奇跡を綴った感動のドキュメンタリー。
発売:アスミック

2006年、2007年コンサートレビュー

2007.02.21

box_rev.gif2006年、2007年 コンサートレビュー

前の4件12

このページの先頭へ