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フルート科研究会を11月30日、東京・杉並公会堂のスタジオで開催しました!

 11月30日(土)、東京の杉並公会堂スタジオに、全国からフルート科指導者が集まりました。6月の全国指導者研究会以来になる、フルート科特別講師・宮前丈明先生の研究会です。この日のテーマは、以下の二つの内容でした。

 まず一つ目。
 多くの人がスズキフルートスクールの魅力を理解して、スズキフルートでフルートのお稽古を始めてもらうためにはどうしたら良いか? 「初歩の導入的な部分をわかりやすく伝えるために写真や動画を用いてはどうか」と宮前先生の提案があり、本日はその撮影を行ないました。

 子どもたちが無理なくお稽古を始められるようにと開発されたU字管フルート、さらに小さな子どものために考えられた幼児用U字管フルート、比較的新しいwavelineフルート、それとストレートのフルート。それらを、モデルになった指導者が構え、別の指導者がスマホで写真を撮ったり、wavelineフルートの、バランスよく楽器を支えることができる様子の動画を録画したりしました。手作り感満載の撮影大会となりましたが、保護者や子どもたちにどうしたら伝わるかを互いに共有し合う観点から、とても大切な時間となりました。

 二つ目は、指導曲集第5巻より上級の曲について、指導のポイントを確認し、共有しようという勉強会です。それぞれの曲のポイントを宮前先生から伝えていただき、指導者たちも日頃のレッスンでうまくいかないところや大事にしたいところなどを出し合いました。そして、みんなで演奏しました。

 始めると、あれもこれもという具合にたくさん出てきて、何曲もできませんでしたが、中身の濃い研究会ができました。今後、全国のお教室で、こうした研究会で得られた成果が伝えられていきます。