公益社団法人才能教育研究会の第9回定時社員総会を、
8月24日に開催しました。 

 
 才能教育研究会は、2020年8月24日(月)に公益社団法人として第9期の定時社員総会を開催しました。
 

 今回は感染対策のため、総会成立に必要な最小限の出席者のみでの開催となりました。
 
 このような制限の多い開催形式となりましたので、初めての試みとして総会の様子を参加できなかった代議員だけでなく、指導者正会員にZoomによるオンライン中継を行ない、その結果、100名超の代議員・指導者正会員の方に傍聴いただくことができました。
 
 今回の総会の詳細は会員の皆様に9月中旬以降に発送予定の「才能教育通信」で報告されます。またスズキ・メソードの公式サイトで一般の方にも公開される予定です。
 
 ●早野龍五会長による令和1年度事業報告
 年度前半は恒例の「全国指導者研究会」と「第68回夏期学校」を松本で行ない、前者では多くの先生方が参加され、指導研究や講演などを通して研鑽を積まれ、後者では海外からの参加者約150名を含め、総勢2,200名を超す参加がありました。
 
 しかしながら、年度後半の3月より今日に至るまで、新型コロナウイルスの世界的感染拡大という我々が経験したことがない困難に見舞われ、本会活動も多大なる影響を受けました。
 
 全国の学校が休校となる中、本会も対面レッスンの中止要請やオンラインレッスンの推進、4、5月分の会員会費免除などの決断をしたほか、日々変化する状況に対応すべく、理事会も連日の協議を続けて参りました。
 
 現在も感染拡大の収束は見通せず、今後しばらくは厳しい運営を余儀なくされることが予想されます。オンラインレッスンも取り入れながら、スズキ・メソードで学ぶことの意義を発信し、会員拡大につなげていきたいと思います。
 
 ●早野龍五会長による令和2年度事業計画の説明
 新型コロナ感染拡大防止のため、6月の「全国指導者研究会」、7月の「第69回夏期学校」、そして2021年3月に予定していた「第55回グランドコンサート」が中止となりました。その他の事業につきましても、今後の状況を見ながら、実施の可否と方法を検討していくことになります。
 
 そのような状況の中でも、全国指導者研究会をWebによる講演会に変更し、例年より多くの先生方にご参加いただいたほか、「スズキ・メソードおうち夏祭り2020」のような新しい試みにも取り組んでいます。
 
 また、2021年には新たな業務システムが導入され、会員それぞれがマイページを持ち、会費を納入したり、自分の登録状況を確認できるようになるなど、本会との繋がりが、さらに強化されます。
 
●新しい理事・監事体制について

退任された佐藤文子理事

退任された木村眞一理事

 早野会長より「8名体制で行なう」との説明がありました。また本会発展にご尽力くださった木村眞一理事と佐藤文子理事の退任と新たに上野達弘理事と村山修理事の就任が紹介されました。なお木村氏は今後、本会顧問としてお力添えいただきます。

≪学識経験者≫
早野龍五(会長) 榊 直樹(重任) 黒河内健(重任) 上野達弘(新任) 村山 修(新任)
≪教育部≫
末廣悦子(重任) 永田香代野(重任) 佐藤 満(重任)
(順序不同、敬称略)
 
 また、監事2名の選任についても早野会長より説明がありました。4年間、本会のためにご尽力くださった石曽根清晃監事(弁護士・税理士)の退任と林一樹監事(弁護士)の就任の紹介がありました。
林一樹(新任) 井上博文(重任)   
(順序不同、敬称略)
 
※新任の上野達弘理事は、機関誌の「先輩、こんにちは」に登場されています。こちらで記事をご覧いただけます。
 
●定款変更について
 代議員の任期を現在の2年から4年に延長し、2年ごと半数改選する形に変更するため、定款の関連箇所を変更する旨、早野会長から説明があり、この件に関して審議され、承認されました。
 
●会員規定変更について
 維持会員会費の徴収方法の変更と、賛助会員会費の改定を行なうため、会員規程の関連箇所を変更する旨、早野会長から説明があり、この件に関して審議され、承認されました。