今年の全国指導者研究会。
6月2日(月)〜5日(木)の4日間を速報します。

 
 スズキ・メソードを教える指導者たちの真剣学び場、それが全国指導者研究会です。今年は、6月2日(月)〜5日(木)までの4日間。まつもと市民芸術館主ホールや才能教育会館ホールなどを使い、連日、多彩な研究が行なわれ、次世代につながる重要なテーマが目白押しに用意されています。世代や地域、楽器を超えた意見交換なども意欲的に開催されます。ここでは、その様子を日程別にダイジェストで速報します。
 
 Day1  6月2日(月)
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開会式 13:30 ~ 14:00
 この日、中央高速の諏訪IC〜岡谷JCT間で大型トラック2台の交通事故による通行止めが発生。車で松本へ向かっていた方たちは、一般道に迂回。遅れて到着の方もありました。
・開会の挨拶(関東地区 川沼顕実行委員長 神田淳子副実行委員長)
・東 誠三会長挨拶
・講師紹介(東 誠三先生、宮前丈明先生、臼井文代先生、竹澤恭子先生はVTR出演)
・黙祷
・新任指導者、研修生紹介
・指導歴25年、40年、50年の指導者表彰

 


 
一般公開プログラム 14:15 ~ 15:45 
対談:佐藤康光九段(棋士)・東 誠三会長
「指先と心の対話」〜将棋と音楽が出会う場所
 スズキ・メソードのヴァイオリン科出身で、公益社団法人日本将棋連盟前会長の佐藤康光九段と、スズキ・メソードの東 誠三会長との、大変興味深い対談が行なわれました。オンラインでも同時配信されました。概要は後日、このページでお知らせします。
 
 佐藤康光九段には、かつて機関誌No.160の「先輩、こんにちは」にご登場いただきましたので、その時の記事を以下に掲載します。

 

 

 

 
スズキ教育法委員会 16:00 ~ 17:15 
大角欣矢先生(東京藝術大学音楽学部楽理科教授)
「レコードを通して師事する」
鈴木鎮一を通して見る、近代メディアの出現と新しい演奏家形成のかたち
 大角先生は、2023年10月21日(土)に東京藝術大学音楽学部第6ホールで開催されたシンポジウム「鈴木鎮一と音楽の近代」で座長を務められていました。その時の内容が素晴らしいものでしたので、今回の全国指導者研究会でのご登場に繋がりました。概要は後日、このページでお知らせしますが、その時のシンポジウムの内容は、以下からご覧いただけます。また、2024年5月30日に東京藝術大学リポジトリで公開された大角先生の報告書もダウンロードすることで、ご覧いただけます。
→マンスリースズキ2023年11月号の記事
→大角先生の東京藝術大学リポジトリでの報告書
 


 
研究発表プログラム 17:25〜18:40
酒井邦嘉先生
「音楽の有効な習得法を脳科学で実証」〜スズキ・東大共同研究の第2論文
 東京大学の酒井邦嘉先生を講師に招き、先ごろ発表が行なわれた、スズキ・メソードと東京大学の共同研究第2論文(マンスリースズキで紹介)について、お話しいただきました。東誠三会長から、酒井邦嘉先生にいろいろと質問していただきながらの進行でしたので、研究内容がとてもわかりやすく展開され、会場の指導者からも「素晴らしかった」との声も。概要は後日、このページでお知らせします。
→マンスリースズキ2025年4月号の記事