今年の全国指導者研究会。
6月4日(水)の様子を速報します。

 
 3日目は、晴天に恵まれました。この日も、各科プログラムからスタート。まつもと市民芸術館主ホール、スタジオ2、アトリエ1、さらに才能教育会館ホールに分かれて、ヴァイオリン科・チェロ科・フルート科・ピアノ科それぞれで学び合い。前日に続き、全科での「日々のレッスンでのアプローチ2」では、さらにディスカッションが進みました。午後は鈴木鎮一先生のアーカイヴ映像「どの子も育つ」を鑑賞後、チェロアンサンブルを特別講師の山本裕康先生による公開レッスンを全科で堪能し、各科プログラム、さらには分科会プログラムへと続きました。
 
 Day3  6月4日(水)
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各科プログラム 9:00~10:30
・ヴァイオリン科 加藤知子先生講義②「お話とレクチャー」 進行:野口美緒先生
・チェロ科 卒業録音
・フルート科 宮前丈明先生〜モイーズの25の練習曲を教材に、呼吸法とタンギングの奥儀を実践
・ピアノ科 東誠三先生 「ピアノ協奏曲 伴奏法」ピアノ協奏曲K.488第1、3楽章

 


 
共通プログラム 10:45~12:00 
グループディスカッション
「日々のレッスンでのアプローチ2」
 前日に続き、「生徒をいかに導いていくか」と「続けるための方法や工夫」をテーマにグループディスカッション。昨日の続きということで、同じメンバー同士のやり取りもさらにスムーズ。より突っ込んだ意見交換やアイデアの共有化を図ることができました。まとめ役の各リーダーが短い時間ながらも、自分たちのディスカッションの内容を発表する際は、それぞれの個性がよく現れ、客席からの笑いを誘ったり、頷きの応援も。ここで得られたさまざまなアイデアは、後日指導者に共有され、全国の教室で実践されていくことになります。
 


 
共通プログラム 13:00~13:45 
 例年ですと、朝一番に連日鈴木先生の映像を15分程度視聴してきたプログラムが、今年は、ランチ後のまとまった時間に45分間、集中的に鈴木先生の指導風景を丹念に描写した学研映像制作の「どの子も育つ」を鑑賞。母親に対してのアプローチ、子どもに対してのアプローチ、どの場面を切り取っても「学び」の多い映像でした。
 


 
共通プログラム 13:45〜15:00
山本裕康先生 チェロ科公開レッスン「チェロアンサンブル」
 2月のサントリーホール大ホールでのチェロコングレス出演、4月のチェロ科創立70周年記念チェロ全国大会開催とさまざまな局面で活躍するチェロ科へのリクエストという形で実現したのが、チェロアンサンブルの公開レッスンでした。山本裕康先生の軽妙でありながら、アンサンブルの妙味、音の響きを重視されたご指導を、全科で共有する時間となりました。あわせて、チェロ全国大会のダイジェスト映像も巨大スクリーンに投影されました。
 


 
各科プログラム 15:30~17:00
・ヴァイオリン科 初歩指導について 大野佳子先生を進行役に事前アンケートに基づきながらアイデアを共有
・チェロ科 朝枠の卒業検定の続き、チェロコングレス報告として当日の動画鑑賞、グランドコンサートのチェロ科演奏曲候補曲の選定など。最後に、今回はご参加いただけなかった倉田澄子先生からのお土産を、山本裕康先生とともにジャンケンで争奪。倉田先生にお礼の動画を撮影
・フルート科 宮前丈明先生 2巻の進め方 副教材について
・ピアノ科 ピアノ科委員会「キラキラ星を弾き始めてから」


 
分科会プログラム 17:15~18:30
・ヴァイオリン科の守田千惠子先生 鈴木先生による「指導の手引き」の研究(昨年に続き、第2回) 鈴木先生の残された貴重な資料に基づき、「キラキラ星変奏曲」の奏法を実践
・0〜3歳児コース特別講師の村尾忠廣先生  「本会新教材〜うたの本〜考察」スズキ・メソードとしての歌唱教材と伴奏法その2