鈴木鎮一先生のご命日に

 
 1月24日(土)にヨゼフ鈴木鎮一先生とヨハンナ・ワルトラウト夫人の追悼ミサが、カトリック松本教会で行なわれました。今年も早野龍五理事長をはじめ、鈴木鎮一先生から直接薫陶を受けられた多くのスズキ・メソードの指導者や関係者が全国から参列されました。
 この日のミサに参列された寺田義彦先生から、当日の様子をお知らせいただきました。


 

「みんな、貴方の子供たちよ」に思いを馳せて

寺田義彦業務執行理事

 

 2026年1月24日(土)、カトリック松本教会にて「鈴木鎮一先生・ヨハンナ ワルトラウト夫人追悼ミサ」が、白木信一主任司祭によって執り行なわれました。

 当日の朝、私は東京から長野を経由して松本駅に到着しました。途中通過した軽井沢駅、乗り換えた長野駅は所々うっすらと積もった雪を見うけ、天候もどんよりとした曇りでした。松本駅に到着すると青空が見えるほど晴れ間があり、しかし風は冷たく、駅から松本城にかけて氷彫フェスティバルの作品が屋外展示されていました。カトリック松本教会は松本城の堀に面しており、お堀の水の多くが凍っておりました。

 追悼ミサは静粛な中で始まり、オルガンの響きとステンドグラスから入る柔らかな光が教会内を満たし、粛々と進行しました。ミサの最後には、祭壇の飾られた鎮一先生ご夫妻写真を前に早野理事長が挨拶され、今年の3月27日(金)、第55回スズキ・メソードグランドコンサート開催について触れられました。

 そのお話を伺いながら、私は昨年1月に才能教育通信へ寄稿した次の一節を思い出しました。

♬♬♪♪私は第41回(1995年)、第42回(1996年)、第43回(1997年)のグランドコンサート実行委員長を務めさせて頂きました。当時、ご高齢のため会場にいらっしゃることが出来なかった鈴木鎭一先生に開催後、コンサートを収録したヴィデオテープを先生のお住まいに持ち込んで観て頂きました。テレビ画面に映し出される参加生徒さんの真摯な演奏を、車椅子にてご覧になっていた鎭一先生の手にワルトラウト夫人が静かに手を重ね、「みんな、貴方の子供たちよ」と話されたことを忘れません。♬♬♪♪


 3月27日のグランドコンサートは、天国で鈴木鎮一先生ご夫妻が見守ってくださると信じました。
 本会主催行事として開催しましたミサにご参列いただいた皆様へ、あらためまして深く感謝を申し上げます。