永富智子先生が、鈴木先生の「アレグロ」で、コロナ対策!

 それが「手洗いの歌 うがいの歌」です。この歌は、関東地区ピアノ科指導者の永富智子先生が、0〜3歳児コース「麻布十番教室」でのプログラムの一つとして、鈴木鎮一先生作曲の「アレグロ」に、素敵な歌詞を付けたものです。そのアイデアに賛同されたスズキ出身のプロの演奏家の皆さん(ヴァイオリン、チェロ、ソプラノ)が、素敵なリモートアンサンブル動画作りに参加。誰もが知っている鈴木先生のアレグロが、世界中のご家庭に広まるといいですね! まずは、その動画をご覧いただきましょう。写真をクリックしてください!
 


 
作詞・ピアノの永富先生からのメッセージです。
 新型コロナウイルスが流行り始め、自粛生活が始まった頃、子どもたちに元気になって貰いたくて、何かスズキならではの曲で替え歌ができないかと日々考えておりました。全科共通の曲…「アレグロ」が浮かび、手洗いとうがいの歌の歌詞ができました。それをブログにあげましたら、「それならチェロも、ヴァイオリンも、ソプラノも」とでき上がったのが今回の動画です。調性に悩みましたが、お子さんたちが歌いやすいように、ニ長調になりました。
 動画編集は、一番若い、ソプラノの山下さんにお願いしました。素敵に作っていただき、感謝しております。世界中のスズキファミリーにこの歌を届けたいです❣️
永富智子(ながとみさとこ)
武蔵野音楽大学卒業。音大卒業演奏会、新人演奏会などに出演。関東地区ピアノ科指導者。0〜3歳児コース認定指導者。麻布十番教室スタッフ。
 
ヴァイオリンの荒井亮子さんからのメッセージです。
 イヤホンで聴きながら録画しました。特に苦労はしませんでしたが、 あえて言えば、メインになる音(今回は永富先生のピアノ)の長さや間の取り方を上手くキャッチして弾くというのが、リモートアンサンブルならではのスキル?ではないかと思います。

 ピアノと弦がまとまっていれば綺麗に聴こえるので、先生に合わせました。テープに合わせてモーツァルトやメンコンを弾いていた時代に育ったので、スズキの卒業録音を思い出しました。
荒井亮子(あらいりょうこ)
福井市出身。3歳よりスズキ・メソード金沢支部でヴァイオリンを学ぶ。高校卒業後、渡米し、テキサス・クリスチャン大学、ハートフォード大学卒業後、ニューヨーク州立ストーニーブルック大学にて修士課程、博士課程修了。エマーソン弦楽四重奏団をはじめ、数々のアーティストのもと室内楽を学び、グラシアートリオを結成。PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)、イエローバーン室内楽フェスティバルなどに参加。三塚實、萩原耕介、バーバラ・バーバー、ケイティ・ランズデール、フィリップ・セッツァー、アニー・カヴァフィアンの各氏に師事。現在香港在住。香港演藝学院、香港浸会大学、 Suzuki Music Academy of Hong Kong 講師。
 
チェロの荒井結さんからのメッセージです。
 動画は、永富先生と山下さんの歌に合わせて撮りました。苦労した点は、フェルマータの次です。何度か乗り遅れたので、撮り直しをしました(笑)。
荒井結(あらいゆい)
福井市出身。6歳よりスズキ・メソード金沢支部でチェロを学ぶ。中学卒業後渡米。アイデルワイルド・アーツ・アカデミーを経て、2003年よりドイツ国立ハンブルク音楽大学に留学。2008岩城宏之音楽賞、ブラームス国際コンクールチェロ部門第2位。平成24年度福井県文化奨励賞。アスペン音楽祭奨学生(米国)、PMF(札幌)、小淵沢リゾナーレ音楽祭に参加。オーケストラアンサンブル金沢、セントラル愛知、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。ソリスト活動のほか、グラシアートリオをはじめ室内楽奏者として活動中。参納純三、ジョン・ワルツ、ヴォルフガング・メールホルンの各氏に師事。福井ジュニア弦楽アンサンブルセミナー講師、福井大学教育学部音楽科非常勤講師。
 
ソプラノの山下千愛さんからのメッセージです。
 動画編集のアプリとして「キネマスター」を使いました。このアプリはパソコンでも携帯でもできるものです。演奏にあたって、ピアノで習った「アレグロ」を声でどう表現するか、悩みながら練習しました。スタッカート、レガートの変化を歌詞や声にどのように繋げて表現するか、こだわりました!  ピアノやヴァイオリン、チェロの音と重なって、こだわった箇所の効果が増しているところが、とても嬉しく思いました!
山下千愛(やましたちあき)
福井市出身。愛知県立芸術大学声楽専攻卒業、同大学院修了。4歳からスズキ・メソードの桑畑みゆき先生クラスでピアノを学び、14歳から声楽を学ぶ。第24回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞受賞、第18回北陸新人登竜門コンサート出演。現在、二期会準会員。0〜3歳児コース麻布十番教室での生演奏にも参加。