グランドコンサート〜各曲の演奏する上で大切なこと

さぁ、4月です。いよいよグランドコンサート開催は、目の前です。先生方からの最後のメッセージです。

★ピアノ科
 スズキ史上初の電子ピアノ20台の演奏です! 大事なことは自分の音、そしてお友だちの音をよく聴いて心をひとつにすること。そしてみんなでの演奏を思いっきり楽しみましょう!

★フルート科
・フルート科全体
 指揮者をよくみましょう。お辞儀の時に姿勢よく、美しく。どの曲も、皆んなで息をあわせ独奏しているつもりで演奏しましょう。そうすれば素晴らしい合奏になりますね。みなさん上手だから、自信を持って演奏してください。

・メリーさんの羊変奏曲
 バリエーション部分の細かい音を丁寧にすべて鳴らしてください。3、4回目は楽しそうに華やかに演奏しましょう。

・荒城の月
 抑揚をしっかりつけましょう。響きが下がらないように、ブレスコントロールをして、目線はなるべく上向きにしましょう。2ndは人数が少ないので、自信を持って吹きましょう。8分音符の動きは、はっきり吹きましょう。


・歌の翼に
 最初、ピアノの先生のアルペジオの音型を感じて、「レシー」で舞い上がって、飛べるように。高いミの音が、深い音色で出せるように、体全体をよく使ってあくびの喉で。フレーズの終わりの音の長さを正しく。最後のレ、ソラシドレミファソラシドー…のところ、最初の2つの音(レ、ソ)を拍に合わせて。休符のないところの息継ぎは、前の音の弾力を使った息継ぎで。

・葦笛の踊り
 拍子の波に乗り、装飾音符のタイミングをそれに合わせましょう。ブレスを合わせることが大事なので、お互いに聴き合えるよう、よく練習してください。

・2本のフルートのための協奏曲
 ベルトーンを良くお稽古しましょう!速くなっていかないよう、拍子の感じ方とフレーズ終わりの音の始末に気をつけて!16分音符のスケール部分や細かい所は、ゆっくり丁寧に部分練習しましょう。


★チェロ科
・ヒムヌス
 当日は暗譜です。指揮と各パートのリーダーをよく見て弾いてください。1から5パートはミュートが必要です。9.10.11.12パートのpizzdiv(座る位置左側は上の音、右側は下の音で弾いてください。16分音符は、はっきり指揮に合わせ、8分音符に向かっていつもfで終わってください。

・白鳥
 前奏は用意せず4,5拍目で弓を用意し、6拍目で息(ブレス)をして弾き始めてください。フレーズの入りはすべてブレスして入ってください。6拍目の休符は正確に休んでから次に入ってください。14小節はCでcrescしますが、16小節はCisでせずに、そのあとでcrescしてください。

・スケルツォ
 A線4thソはすべてアクセントを付けてください。Meno mozzoの後はブレスをして入ってください。最後のp(レファソシ)は急に小さくしていただき、その後してください。

・フランス民謡
 レミファのところは急にpにして、ミファソからしてレドシでffにしてください。最後は3拍伸ばして弦から離し上げて終わってください。

・メドレー
 アマリリスの入り方は4分音符2つ聴いてから、C0を弾いてください。フランス民謡は同じくレミファのところをpにしてしてください。

★ヴァイオリン科

・エックレスのソナタ
・フィオッコのアレグロ
 エックレスの2楽章もフィオッコも、曲の出始めがアウフタクトの8分音符なので、「1ト2ト」の2トの「ト」でしっかり出られるように、合図をよく見てください。

・ドッペルコンチェルト
 8分音符をしっかりとスタッカートし、急がないで落ち着いて弾いてください。速いメロディーのところは、ゆっくりきちんと練習して、しっかり弾けるようにお願いします。

・ユーモレスク
 始めのメロディーは歯切れよく弾いてください。

★全科
・二人のてき弾兵
・狩人の合唱
 「楽しく元気に演奏できるように、CDをよく聴いて(ピアノパートも)しっかり練習お願いします。大勢での演奏になります。元気なところはより元気よく、小さくするところはみんなで気持ちを合わせて小さくするときっと素敵な演奏になると思います。

・メドレー
・キラキラ星変奏曲
 良い姿勢で元気よく楽しく弾いてください。そしてお手本録音と一緒に練習してください。

3月に発行した才能教育通信増刊号の内容をこちらにも掲載します。