スズキ・メソードの指導者養成プログラムについて、説明会を開催しました。
合わせてヴァイオリン科マスタークラスも開催しました。

 
日程:2020年2月9日(日)開場10:00
会場:新大阪駅前ココプラザ(大阪市立青少年センター)ホール
   (新大阪駅東口徒歩7分)→MAP
 
午前の部 10:30〜12:00
■早野龍五才能教育研究会会長のお話
■生徒の演奏(ヴァイオリン、ピアノ)
■才能教育研究会(スズキ・メソード)指導者養成プログラムの説明
 
午後の部 13:00〜18:00
■竹澤恭子先生(才能教育研究会ヴァイオリン科特別講師)による
ヴァイオリン科マスタークラス
  
 2月9日(日)、大阪市立青少年センターで、スズキ・メソードの指導者養成プログラム説明会と竹澤恭子先生のマスタークラスを開催しました。2回目(1回目は東京)となる今回は、地元関西地区指導者を中心に準備が進められ、当日は説明会に約50名、マスタークラスに約70名と予想を上回り、盛況となりました。
 
 午前の部、早野龍五会長は、スズキの素晴らしさや指導者養成の大切さを、スズキで育ったご自身の体験を振り返りながら講演されました。 続く関西地区の生徒さん(ヴァイオリン科斉奏とピアノ科独奏)の活き活きとした演奏は、スズキを音で証明した「一聴は百聞に如かず」の快演でした。黒河内業務執行理事からは指導者養成プログラムを楽器科コース別に費用と時間の面からまとめた説明がなされ、これからスズキの指導者を志している方へのよき入門講座になっていました。

 
 午後のマスタークラスでは、中学生から若い社会人までの4名の生徒がそれぞれ準備した難曲で、竹澤恭子先生の公開レッスンを受けました。竹澤先生のレッスンは、楽曲が作曲された頃の時代背景や楽譜表記に込められた作曲者の意図を想像すること、そこから自分なりの表現したい音のイメージをもち、最後はそれを実際に表現するための奏法上の技術をどう習得するかについて、具体的なアドバイスと充実したレッスンで、圧倒されるほどの内容でした。竹澤先生は押し付けるのでなく、生徒本人が自分で考えて自発的に行なえるようにやさしく誘っていらっしゃるのも印象的でした。
 
 竹澤先生は、今後も機会を見つけて、スズキの各地区での指導者や生徒さんとの接点を増やしていこう、と意欲的です。竹澤先生のマスタークラスはスズキの生徒さんにとっても、きっと貴重な宝となっていくことでしょう。