スズキ・メソードOB・OG会2025年度総会を開催しました。
スズキ・メソードOB・OG会
2025年8月24日(日)に、都内で、スズキ・メソードOB・OG会の総会・理事会・懇親会がオンラインも併用して開催されましたので、簡単にご報告しておきます。
2025年度総会・理事会
総会では、決算報告や活動報告・計画が承認されるとともに、2025年度~2026年度の理事および監事が選出され、今回、新たに寺田義彦先生(本会チェロ科指導者)が理事に就任され、佐野登喜男さん(本会ヴァイオリン科出身)が監事に就任されました。
総会終了後に開かれた理事会では、役付役員として、上野達弘さんが会長に、石川咲子先生(本会ピアノ科指導者)と守田マヤ先生(本会ヴァイオリン科指導者)が副会長に、末廣英之さん(本会ヴァイオリン科出身)、小寺真美さん(本会ヴァイオリン科出身)、舘石奈未子先生(本会ヴァイオリン科指導者)が常務理事に選ばれました。
最近の活動としては、以下の2点が報告されました。
①スズキ・メソードOB・OG会のインスタグラム(https://www.instagram.com/suzukimethod_ob.og/)が開設されたこと。
②2025年4月6日(日)に文京シビックホール大ホールにて開催されたスズキ・メソードチェロ科創設70周年チェロ全国大会のために有志11名からの寄付を集め、運営寄付(4万円)および協賛(5万円)を実施、プログラムに広告(入会募集)が掲載されたこと。
有志による演奏パートも
総会前には関連企画として、「室内楽初見セッション」も同時開催し、有志10名が集まりました。演奏したのは以下の曲目です。
・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49
・ハイドン:ピアノ三重奏曲 第39番ト短調(ジプシー)
・モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト短調 K.478
・バッハ:ドッペル(ピアノと弦楽四重奏による伴奏)
・バッハ:管弦楽組曲3番からアリア(G線上のアリア)
・バッハ:ガヴォット(スズキのヴァイオリン指導曲集3巻でお馴染み)
厳しい残暑の中、各地から皆さんにお集まりいただき、OB・OG会の活動としては久しぶりの開催となったわけですが、昔演奏した曲もそうでない曲も和気あいあいとした雰囲気の中で皆で楽しむことができました。たとえ初対面同士であったとしても、一緒に演奏することで瞬時に打ち解けることができるのが音楽の持つ大きな力です。今回は新体制がスタートしたばかりということもあり、小編成のものが主体となりましたが、それが逆に新鮮だったのかもしれません。「もっと初見力を身に付けるイベントを開催して欲しい」というようなリクエストもいただいたり、今後のイベント企画の大きな参考となりました。
懇親会
木村眞一前会長の心温まる乾杯の音頭で始まり、参加者の気持ちを一つにしてくださり心強かったです。
室内楽セッションもそうでしたが、我々はスズキ、音楽、という共通言語を持つ仲間なので、乾杯の場では肩書きや年代など関係なく(失礼があったかもしれませんが笑)和気藹々と宴が進みました。
会話の中では、スズキあるあるの「あの方私も知っています!」「私も繋がっています!」というご縁話で盛り上がったり、先輩方からは厳しい現実のお言葉も含め、スズキ・メソード本会、OB・OG会への感謝のお気持ちや、この先どうしていくべきかという未来の話題もお酒を酌み交わしながらさせていただきました。
“出身校対抗で何かやってみようか”
“初見セッションももっといろいろな曲で挑戦してみたい”
“世代を超えての異業種交流の場を作ろう”
などの企画案も出し合いました。
多くの皆様からご意見を伺いながら、この先のイベント企画を進めていきたいと思います。
懇親会の締めは前会長から熱いエールのかけ声を新体制のメンバー一人ひとりに頂戴し、参加者全員からの力強い拍手でエネルギーチャージしていただきました。心からありがたかったです。
微力ではありますが、引き続き皆様からサポートをいただきながら、今後もOB・OG会を盛り上げ、スズキ・メソードへの感謝として恩返しができるようがんばります。