全国指導者研究会概要速報

24.10.01

今年の全国指導者研究会は、例年の6月開催と異なり、9月26日(木)〜29日(日)の4日間、松本で開催されました。対面とオンラインのハイブリッド形式で、全国の指導者が教材を研究し、明日のスズキ・メソードについても活発な意見交換がなされました。

研究会講演〜佐々木司先生

24.10.03

初日の9月26日(木)には、東京大学教授で精神科専門医の佐々木司先生による講演(一般公開プログラム)がありました。タイトルは「思春期のこころ」。楽器演奏の役割を含め、思春期の子どものこころをどう支えていけるか、お話しいただきました。


研究会〜チルドレンコンサート

24.10.01

3日目の9月28日(土)には、スズキ・メソードで育った子どもたち7名によるチルドレンコンサート(一般公開プログラム)がありました。まつもと市民芸術館主ホールの大舞台で、いずれも堂々とした演奏が続き、大きな拍手が寄せられました。


 福島の被災地で「星をつなぐコンサート」

24.10.01

9月16日(月・祝)、東北地区のスズキの子どもたちが東日本大震災の被災地の一つ、福島県浪江町を訪れ、道の駅なみえで演奏を披露。さらに震災遺構の請戸小学校を訪ね、被災の現実の生々しい姿に触れることで、自分自身を見つめる旅にもなりました。


東 誠三会長のコンサート活動

24.10.01

8月より新しく会長に就任された東誠三先生は、ピアニストとしての演奏活動も活発に行なわれています。今後は、折に触れて、その演奏活動についてもマンスリースズキで紹介していきます。まずは、10月に開催される2つのコンサートをご覧ください。


村尾忠廣先生がISMEの名誉終身会員に

24.10.01

0〜3歳児コース特別講師の村尾忠廣先生が、このほどヘルシンキで行なわれた国際音楽教育学会(ISME)の総会で、長年にわたる音楽教育の分野での貢献に対して、名誉終身会員の地位を授与されました。ISMEの記事と村尾先生からの喜びの声を紹介します。


豪州のスズキを育てた中村安樹先生ご逝去

24.10.01 

オーストラリアは、スズキ・メソードの活動が盛んに行なわれている国の一つですが、この隆盛に多大なる貢献をされた中村安樹先生が9月17日に永眠されました。特設のデジタル追悼ボードには各国からお悔やみが多数寄せられ、26日の告別式は生配信されました。


連載⑥チェロ科70年の歴史〜2000年代

24.10.01

チェロ科の創設70周年を記念して、マンスリースズキでは、70年の歴史を振り返ります。2000年代には、林峰男先生の監修で副教材を多数制作。国際的なチェロ・コングレスへの出演では、スズキをアピール。一方で、悲しみと喜びも多々あった10年でした。


ピアノ科全課程卒業生によるコンサート

24.10.01

全課程修了後も「コンサートの場が欲しい」「喜びや感動を分かち合える仲間の会ができたら」の声に応える形で関東地区ピアノ科の有志の先生方で進めるピアノ科全課程卒業生コンサート。今年は9月28日(土)、大泉学園ゆめりあホールで開催されました。


ロイス・シェパード先生の連載記事㉔

24.10.01

オーストラリア在住のヴァイオリン・ヴィオラ科指導者、ロイス・シェパード先生のご著書「鈴木鎮一先生の思い出」の連載第24回。第10章「会館にて」の最後の部分になりました。ロイス先生はとうとう音楽院を卒業されることになります。