フルート科報告
髙橋利夫先生 米寿のお祝い会 

 

 スズキ・メソードのフルート科創始者でいらっしゃる髙橋利夫先生は、2026年2月23日に88歳の米寿をお迎えになられます。

 そこで、2025年10月22日にフルート科指導者を中心に、松本の才能教育会館にて髙橋利夫先生の「米寿のお祝い会」を開催いたしました。
 
 「ハッピーバースデー」のフルート3重奏のサプライズ演奏でホールにお迎えし、祝賀演奏ではケーラー作曲「花のワルツ」を演奏いたしました。髙橋先生より「アンコール!」のお声がけをいただき、髙橋先生の指揮により、もう一度「花のワルツ」を演奏いたしました。

 そして何と光栄なことに、髙橋先生よりのお申し出で「アルルの女」より「メヌエット」のレッスンもしていただく、よい機会ともなりました。
 
 その後、お食事会は2階のラウンジで開かれました。
 以前、スズキ・メソードのフルート科指導者でいらした谷奥 浩先生も北海道よりご参加くださり、乾杯のご発声では感無量で声を詰まらせて感涙。涙は周囲にも伝染、髙橋先生への感謝の熱い涙のひとときでした。
 
 フルート科特別講師の宮前丈明先生は、Zoomでアメリカのピッツバーグよりご参加、お祝いのスピーチをしてくださいました。
 
 会食は髙橋先生のお好みに合わせたお野菜中心のメニューやケーキ、ゆっくりと歓談の時間を過ごすことができました。髙橋先生を中心に懐かしい思い出話にも花が咲き、和やかなお祝いの会ができました。
 
 その後、会議室に移り、髙橋先生より、卒業曲をどのように子どもたちに指導したらよいか、鈴木先生の教えに基づいた研究会が行なわれました。予定時間をオーバーして充実した一日となりましたことを、感謝の気持ちとともにご報告いたします。

 

関東地区フルート科指導者 桂 綾子
 
前列中央に髙橋利夫先生、その左が元指導者の谷奥浩さん、今も髙橋先生のレッスンを受けられている塩沢丹里さん、髙橋先生の右隣がピアノ伴奏をされた臼井文代先生です。後列には、元指導者の桂聡子さんも駆けつけてくださいました。