鈴木鎮一記念館 開設30周年記念 新春コンサート

 

  1996年(平成8年)4月12日、鈴木鎮一先生が最晩年を迎えられていた時に、それまで長年住まわれていた邸宅が、松本市の支援のもとに「鈴木鎮一記念館」として開館しました。世界的な巨匠の音楽家を遇し、現在活躍の多くの指導者、音楽家の皆さんが鈴木鎮一先生から直接厳しい指導を受ける舞台となったその館は、30年の時を超えて鈴木先生の執務室やプライベート住居空間もそのままに公開されています。

 さて、新春1月11日(日)、この記念館の歩みが、ほぼ人生の歩みと重なる若き新星ヴァイオリニスト、河西絢子さんと本会会長の東 誠三先生のデュオリサイタルを記念館で披露していただきます。このコンサートは河西さんの「いつかは東先生と一緒に弾かせていただきたい」という長年の夢が実現する祝福すべきコンサートです。

 時節よろしく、本会創立80周年、記念館開設30周年の節目の年のスタートを祝う新春コンサートです。お二人から、マンスリースズキの読者の皆様向けに、メッセージをいただきましたので、ご紹介しましょう。
 


 皆さま、明けましておめでとうございます!
 このたび、鈴木鎮一記念館に於きまして、ヴァイオリニストの河西絢子さんとコンサートを行なうことになりました。河西さんはスズキ・メソードで育たれ、現在はドイツの名門オーケストラであるフランクフルト放送交響楽団で活躍しておられます。当日は、ヴァイオリンとピアノが丁々発止で渡り合うベートーヴェンとプーランクのソナタ、およびヴァイオリンならではの美しい旋律や生き生きと躍動する音色が楽しめる名曲の数々をご用意して皆様をお待ちしております。またご来場いただけない方のために、ライブ配信も予定しておりますので、こちらもぜひお楽しみください。
 今年一年が皆さまにとって素晴らしい年になりますよう、心よりお祈りしております。

東 誠三(ピアノ)

 皆さま、明けましておめでとうございます。
 今回は長年夢見ていた東 誠三(先生)会長とのコンサートを鈴木鎮一記念館で行ないます。幼い頃から東 誠三(先生)会長の音楽に真摯に向き合う姿,美しく透き通った音色にとても感動していたのをよく覚えております。その姿を拝見し、母にはよく『東先生といつか共演したい!』と話しておりました。まさかそんな日が来るなんて幼い頃の私が聞いたら本当に驚きます。
 日本での演奏活動を経て、2018年より現在ドイツで活動している私ですが、日本の環境とは異なる経験で学びの多い時間を通して凄く成長させていただいております。
そんな自分にとってご褒美のような機会を今回いただけたことに本当に皆様に感謝いたします。楽しんでいただけるよう精一杯心を込めて演奏します。ライブ配信でもぜひお楽しみください。
 2026年が皆様にとって素敵な一年になりますように。

河西絢子(ヴァイオリン)

 

当日の様子をオンライン配信でご覧いただけます。

 
 記念館は収容スペースに限りがあり、今から「垂涎の幻のコンサート」となりそうですが、スズキ・メソード広報配信チームの「こんな貴重なコンサートはもっと多くの聴衆にお届けしたい」という意気込みから、奏者のご了承をいただき、当日の同時配信やアーカイブ配信をします。 以下の配信サイトからの映像をお楽しみください。また、当日のプログラムもでき上がり次第、こちらに掲載します。
→配信リンク