第75回夏期学校5日目。
ピアノ科は3日目を迎えました。
ピアノ科の3日日となった8月2日は、まつもと市民芸術館小ホール、楽屋3、才能教育会館ホールや会議室、スズキ・メソード研究所を舞台に、ピアノ科の生徒さんが各種プログラムに参加する真剣な姿が見られました。
Day5 8月2日(日)
それぞれの練習会場では、海外からの参加者のために松本市の通訳ボランティアガイドとして、松本城を中心に外国語ガイドを行なう「アルプス善意通訳協会(ALSA)」のみなさんが熱心にサポートする中、念入りに準備されたレッスンが続きました。
ピアノ科コンサート
15時以降のプログラム
ピアノ科特別講師の臼井文代先生によるレクチャーでは、会場の生徒さんたちも参加して、ピアノのタッチについての感覚を育てる練習が行なわれました。大きくて柔らかいボールや小さくて硬いゴルフボール、さらにはぬいぐるみなどを右手でタッチして、その感触で曲を弾き分けていきました。言葉ではなく、こうした身近なものを使ったレッスンは、五感に訴えることになり、とても効果的です。実際にボールなどの感触に合わせて、弾き方と音が変わってくることを感じ取ることができました。
一方、企画プログラムとして実施されたのが、「古典舞踊〜メヌエットはどんな踊り?」と「教本の曲を歌ってみよう♪」でした。ピアノ曲を演奏するお稽古がいつものスタイルですから、こうした+αの世界を先生と一緒に身体全体で感じ取ることの大切さが伝わってきました。特にピアノ(楽器)を演奏する上では、「メロディや主題を歌うように弾く」ことが大切で、実際に声を出したり、音楽の呼吸(アーティキュレーション)を身につけることができるのです。歌詞がつけられた「アラベスク」や「トルコ行進曲」を実際に歌う体験は、大変興味深い物でした。また、世界のスズキでは、声を楽器とする「Suzuki Voice」が20ヵ国以上で導入・実践されていることも紹介されました。