スズキ・メソード出身のヴァイオリニスト石上真由子さんと
同じくチェリストの荒井結さんによるデュオをお楽しみください。

 
 関西を中心に多彩な活動を展開されているヴァイオリニストの石上真由子さんと、昨年の東京公演で新しいファンを開拓したチェリストの荒井結さんのデュオコンサートが京都で開催されます。お二人からのメッセージとともに、ご紹介しましょう。
 
Ensemble Amoibe第29回公演 -Violin&Cello Duo vol.3-
 
2020年3月30日(月)19:00開演
  ※ 演奏は1時間程度の予定(休憩なし)
日本バプテスト同盟 京都バプテスト教会(京都市上京区)→map
チケット:一般2,500円、学生2,000円(当日券は+500円)
予約・問い合わせ:→mail ‬(お名前、一般or学生、人数をご明記ください)
石上 真由子(ヴァイオリン)、荒井 結(チェロ)
曲目
・バッハ:インヴェンションより
・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第1番 ト長調 K.423
・ベートーヴェン:クラリネットとバスンのための3つのデュエットより 第1番 ハ長調
・ヘンデル=ハルヴォルセン:パッサカリア
ほか
 

石上真由子さんにお話を伺いました。 
 デュオコンサートの魅力は、どんなところにありますか? 
→ 室内楽で一番安定・充実している編成は弦楽四重奏やピアノ四重奏だと思うのですが、二重奏の場合、高音から低音までたった2つの楽器でカバーしないといけません。また楽器が減るということは、必然的に忙しくなるということでもあり(笑)、様々な点において、非常に難しい編成の一つだ思います。ただ、人数が少ないと、その分、小回りが効くので、お互いに瞬間瞬間のインスピレーションを尊重し合いながら、比較的自由に音楽ができるというのは利点だと思います。
 
・スズキ・メソード出身の荒井結さんとの共演は、これまでにも何度も経験されておられると思います。朴梨恵さんへのバースデーサプライズなどをツィッターで拝見し、とてもいいフレンドシップを感じました。今回はどんなところを楽しみにされていますか?
→ 荒井さんとは実は今回が2回目の共演になります。1月に、難曲として知られるモーツァルトのディヴェルティメントK.563を初めてご一緒しましたが、音楽的な要素に関して、まったくその難しさを忘れてしまうほど、荒井さんの紡ぎ出す通奏低音は自然で、説得力があり、納得のいくもので、私はただそこに乗っかってひらひらと踊っていれば良い…という感覚でした。言葉で何も言い合わなくても、自然にお互いのやりたいことがわかるような。音楽の原点がスズキ・メソードという、共通のバックグラウンドがあるというのは大きいのかもしれないね、と話していました。
 
 先日のバースデーサプライズは、当日の朝に作戦会議をして、ぶっつけ本番だったにも関わらず、悪戯好きの2人の手によって無事成功をおさめることができました(笑)。デュオ独特の難しさも、この2人ならあっという間に楽しさに変わるような気がして、とっても楽しみです。お茶目な2人の子ども心溢れる音楽をお楽しみに!
 
お二人で選曲を相談されたと思います。聴きどころをずばり教えてください。
→ 今回は、ヴァイオリンとチェロのために書かれた作品ではないものを集めました。ピアノのために書かれたバッハのインヴェンション、クラリネットとバスンのために書かれたベートーヴェンのデュエット、ヴァイオリンとヴィオラのために書かれたモーツァルトのデュオやハルヴォルセンのパッサカリアなど。これらを、ヴァイオリンとチェロだからできる音楽として、みなさまにお届けできればと思っています。
 
Ensemble Amoibeは、石上さんが中心になられて活動されているわけですが、どんな目的でいつごろから始められているのでしょうか。Amoibeの由来も教えてください。
→ Ensemble Amoibeは2018年1月に発足し、活動を始めて3年目に突入しました。私の出身地である京都を中心に、月1回室内楽のコンサートを企画しています。音楽ホールとは違って、教会やサロンなど、弾き手と聴き手の距離がより近くアットホームな雰囲気の中で、曲目や演奏者に関するお話を交えながら、出演者の人柄も伝わるようなあたたかいコンサートを行なっています。
 
 "Amoibe”とは、"ἀμοιβή"をアルファベットに起こしたもので、アメーバ(amoeba)の語源であり、 ギリシャ語では"変化"を表す言葉でもあります。様々な編成、演奏家、場所で、固定観念にとらわれない、変幻自在で自由度の高いコンサートを行なっていこう、という意味を込めています。チラシもプログラムも自作で、曲目解説も毎回自分で書いています。
 
 将来的に、京都で室内楽の音楽祭を立ち上げたいと思っており、その前段階として、少しずつ種を巻いています。自分の生まれ育った街に音楽が溢れ、人々に西洋音楽が自然と寄り添う日常生活が当たり前になったら嬉しいなあと思っています。

 

続いて、荒井結さんにお尋ねしました。
①デュオコンサートの魅力は、どんなところにありますか?
→デュオといってもいろんな編成のものがありますが、今回はもちろん石上さんとの共演なので、ヴァイオリンとチェロの弦楽器二重奏のデュオになります。弦楽器の中でも代表的なヴァイオリンとそのヴァイオリンを支える役目をするチェロで、弦楽器特有の音域の幅の広さで、いろんな音色を幅広く表現できることは魅力の一つだと思います。

 オーケストラだと縁の下の力持ち役をするチェロというイメージですが、ヴァイオリンとのデュオになるとメロディラインも支える、そして時には対等になれる意味でも弦楽器二本でも迫力をお楽しみいただけるようがんばります(笑)。
 
②スズキ・メソードの出身の石上真由子さんとの共演は、これまでにも何度も経験されておられると思います。朴梨恵さんへのバースデーサプライズなどをツィッターで拝見し、とてもいいフレンドシップを感じました。今回はどんなところを楽しみにされていますか?
→実は石上さんとの共演は次が2回目なのです(笑)。前回が初共演でしたが、「初めまして!」というのがなんだか違和感に感じるくらい、昔から知ってるかのような素敵な人柄の方でした!

 それは音を出した瞬間にもわかり、「初めまして」なのにいろんな場面でこちらのベースラインに頼ってくれて、ヴァイオリンを乗せている側としても毎回違う些細な閃きなどにも反応してくれて嬉しかったです。

 今回もおそらく本番でしか起きない『素敵な瞬間』があるかもしれないので、楽しみです。もちろん大まかな決め事はリハーサル中に決めますが、細かい決め事も絶対毎回同じように!というよりは、ちょっとこれもしかして、こんなのもあり?なんてことを本番でやりたくなったりするので…彼女はそれに自然に反応してくれる素敵な音楽家です(笑)
 
③お二人で選曲を相談されたと思います。聴きどころをずばり教えてください。
→石上さん自身、いろんなチェリストの方とデュオのコンサートをたくさんやられてるみたいなので、選曲に困りました!(笑)

 いつも同じというのも面白くないので、今回は「オリジナルではないものを集めてみよう」ということに。ピアノのための作品や、管楽器デュオのために書かれた作品を、ヴァイオリンとチェロで。

 やはりヴァイオリンとチェロのために書かれていないものは、弾くのも大変なところもありますが、それも楽しみながら調理して、ヴァイオリンとチェロだとこういう風になるのです!というものをお客様にお届けしたいと思います。楽しみです!

石上真由子さんの今後の公演
Ensemble Amoibe第30回公演‬‪【第30回記念公演 -弦楽五重奏-】

‪2020年4月11日(土)‬‪16:00開演‬
‪日本聖公会 京都聖マリア教会‬‪(京都市左京区岡崎入江町84)‬‪
一般3,500円/学生2,000円‬‪[当日500円増]‬
‪東 珠子、石上 真由子(Vn)、大山 平一郎、中 恵菜(Va)、ラファエル ベル(Vc)
‪○プログラム
・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第2番 変ロ長調 K.424

・‬‪ベートーヴェン:‬‪弦楽三重奏曲 第4番 ハ短調 作品9-3‬‪
・メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲 第2番 変ロ長調 作品87‬

Ensemble Amoibe第31回公演‬‪【第31回公演 -最後の歌-】‬(京都・東京2公演)
〈東京公演〉‪2020年5月26日(月)‬‪19:00開演
 ‬東京オペラシティ 近江楽堂(オペラシティ3F)
〈京都公演〉‪2020年5月27日(火)‬‪19:00開演
 ‬‪日本聖公会 京都聖マリア教会‬‪(京都市左京区岡崎入江町84)‬‪
 一般3,500円/学生2,000円‬‪[当日500円増]‬
‪ 石上 真由子、森岡 聡(Vn)、朴 梨恵(Va)、江島 直之、山根 風仁(Vc)
‪○プログラム
・‬‪シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調   ほか
‪ ※都合により、曲目など変更の可能性がございます。‬
 
‪○ご予約・お問合せ ‬‪ →mail
‪※出演者に直接お問合せいただいても大丈夫です。‬‪※メールでのご予約には必ず確認のメールをさせていただきますので、返信なき場合は別の方法でご連絡ください。‬‪
※お名前フルネーム、一般or学生、何名を明記の上、ご連絡ください。‬
荒井結さんの今後の公演
京都弦楽四重奏団 with 辻本玲
2020年4月18日(土)‬‪14:00開演‬
京都府民ホールALTI
一般3,000円/25歳以下2,500円‬‪[当日500円増]‬全席自由
植村太郎、西川茉利奈(以上Vn) 、朴梨恵(Va) 、荒井結(Vc) 共演:コンスタンティン・ゼルハイム(Va) 、辻本玲(Vc)
‪○プログラム
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番
・‬‪ブラームス:弦楽六重奏曲第1番
問合せ 朴梨恵室内楽コンサート実行委員会 tel.090-1671-8284
 
第12回東京チェロアンサンブル
‪2020年5月8日(金)‬‪19:00開演
 ‬紀尾井ホール
 指定席:4,000円、自由席:4,000円(1階17〜21列のみ、計88席)、学生席:2,000円(大学生以下、当日身分証ご提示をお願いいたします)
‪ 荒井 結、清水詩織、高木慶太、中 実穂、新倉 瞳、堀 沙也香、三宅依子、宮坂拡志、宮田 大、横山 桂(Vc)
‪○プログラム
・‬‪ピアソラ:ブエノスアイレスの四季より〝冬〟
・ピアソラ:リベルタンゴ
・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
・クレンゲル : 4つの小品
・バルトーク : ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
・ドヴォルザーク : 「月に寄せる歌」(オペラ『ルサルカ』より)
・ガーシュウィン : パリのアメリカ人
 
‪○ご予約・お問合せ
 <指定席>紀尾井ホールチケットセンター tel.03-3237-0061
 <自由席&学生席>東京チェロアンサンブルチケット   tel.080-2253-0427
 
セントラル愛知交響楽団 第177回定期演奏会
‪2020年7月24日(金・祝)‬‪14:30開演
 ‬三井住友海上しらかわホール(名古屋)
 A席4,500円 B席3,500円 C席2,500円 / 学生席1,000円(座席指定不可・指定の場合は一般価格の半額)
‪ 荒井 結(Vc)、小松長生(指揮)、セントラル愛知交響楽団(管弦楽)

‪○プログラム
・シューマン: 交響曲 第2番 ハ長調 op.61
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33
・メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調 op.107「宗教改革」