珠玉の名作「カルテットという名の青春」が帰ってくる!
今から15年前に素晴らしいドキュメンタリーがBS朝日で放送されました。それが「カルテットという名の青春」です。ヴァイオリニストの植村太郎さん、佐橘マドカさん、ヴィオリストの原麻理子さん、チェリストの宮田大さんの4人の若者たちの弦楽四重奏団「ジュピター・カルテット」の、弦楽四重奏を通しての悲喜こもごもが描かれました。その名作が2月には全国の映画館で期間限定上映、そして4月には、なんと東京文化会館小ホールで、このメンバーによるコンサートが開かれるのです。
この「カルテットという名の青春」は、2011年にBS朝日で放送され、第49回ギャラクシー賞など数々の賞を受賞したドキュメンタリー番組です。
この作品が特別なのは、技巧や成功談を誇示しない点です。むしろ、若さゆえの迷い、衝突、焦燥―それでもなお「4人で音をつくる」ことに賭ける姿が、真正面から映し出されているところにあります。未完成であることを恐れることなく、他者と響きあおうとする、葛藤や苦悩は、観客に生の迫力を持って迫ってきます。室内楽に普段から親しまれる方はその音楽作りの一つひとつのやりとりに、さまざまな感銘を受けることでしょう。また、室内楽をされない方にも、若者たちのものづくり、共通の価値を見出そうと苦悩する姿に、大いなる感動を得ることと思います。
「若さ」や「能力」に目が向きがちですが、私たちに共通して心を打つのは、かれらの本気の姿勢、覚悟を持ったその佇まいや言動にあるのでしょう。
●映画館での上映
2月6日(金)〜19日(木)までの期間限定上映(全国)
●4人によるコンサート〜ジュピター・カルテット・ジャパン 再会コンサート(特別共演・今井信子)
東京春・音楽祭2026に出演 4月18日(土)18時開演 東京文化会館小ホール
→https://www.t-bunka.jp/stage/30636/
大原れいこメモリアル特別ギャラリーコンサート 4月19日(日)倉敷・大原美術館
●続編ドキュメンタリー番組を制作中
「カルテットという名の青春が過ぎても(仮)」2026年BS朝日で放送予定
詳細は、下記のサイトをご覧ください。
→https://www.tvu.co.jp/movie/quartet/