「フランシスコ教皇の追悼」

フランシスコ教皇のご逝去に際し、深い悲しみと共に追悼の意を表します。彼はその生涯を通じて、愛と慈悲のメッセージを世界中に広め、多くの人々に希望と癒しをもたらされました。
フランシスコ教皇が2019年11月に来日された折には、才能教育研究会の指導者と生徒が豊田耕兒名誉会長の指揮で御前演奏を行う機会を頂戴いたしました。その際は、『スズキ・メソードは単なる楽器習得のメソードではなく、その根底に人類の平和を願い「二度と戦争を起こすような人間を作らない」ことを誓う創始者鈴木鎮一先生の強い意思がある』ということを説明させていただきました。フランシスコ教皇は子供たちの演奏をとても喜ばれ、ご退出時にお見送りのため子供たちが最前列に並んで弾いていると、目の前に立ち止まってお聴きになり、祝福を与えてくださいました。

フランシスコ教皇の教えと行動は、これからも平和への指針となり続けるでしょう。
教皇の魂が安らかに眠り、彼の遺されたものが未来の世代に受け継がれることを願っています。