スズキ・メソード音楽教室 Suzuki Method 公益社団法人才能教育研究会

ご挨拶

「世界の夜明けは子供から」
スズキ・メソード会長
早野 龍五のご挨拶

私は幼少時に、ヴァイオリンをスズキ・メソード創始者である鈴木鎮一に師事し、1964年には鈴木鎮一率いる第一回アメリカ演奏旅行(テン・チルドレン)に参加させていただきました。
その後科学の道に進み、東京大学で物理学を教えるとともに、スイスのCERN研究所で国際研究チームを率いておりましたが、ご縁あって2016年よりスズキ・メソードの5代目会長をつとめております。

幼児が母語を覚えるように音楽に親しむ。そして音楽を通して全人教育を、という鈴木鎮一の理念への共感は全世界に広がりました。最近では、子ども時代に楽器を習得することが、やる気、忍耐力、協調性など、いわゆる「非認知能力」を育むこと、それによって、学業など他の能力も伸びる事が、研究によって示されています。

スズキ・メソードは「AI時代に生きる子どもたち」の生きる力を育むのです。
70年以上にわたるスズキ・メソードの歴史に磨きをかけ、子どもたちの未来に貢献できるよう、全国のヴァイオリン・ピアノ・チェロ・フルートの先生方とともに、研究を続けていきたいと思います。

早野龍五(はやの りゅうご)
プロフィール

東京大学名誉教授。物理学者。

1979年東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。
スイスのCERN研究所客員教授,東京大学大学院理学系研究科教授などを経て、2017年より東京大学名誉教授。
2016 年より(公社)才能教育研究会会長 。
反物質の研究により2008年仁科記念賞、第 62 回中日文化賞などを受賞。近著に、糸井重里氏と共著の「知ろうとすること」(新潮文庫)がある。

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