国際ティーチャー・トレーナー会議を開催

23.11.01

10月13日(金)〜15日(日)、松本で第3回スズキ国際ティーチャー・トレーナー(TT)会議が開催されました。2013年の第16回世界大会以来の海外からの参加で、あちこちで旧交を温める場面も。期間中、これからのスズキを考える多くの意見交換が行なわれました。


国際TT会議①国際認証制度について

23.11.01

10月13日(金)、国際TT会議の最初のメインテーマが、国際認証制度についての取り組みでした。まず全体セッションで問題提起があり、その後、6つのグループに分かれてのグループ会議を経て全体セッションに戻るスタイルで、活発な意見交換がありました。


国際TT会議②卒業制度について

23.11.01

10月14日(土)は、朝から昼過ぎまで、卒業制度についての意見交換でした。卒業制度を設けることによる鈴木先生の意図を再度確認したり、制度自体を初めて見聞したりなど、地域によっても違うことがわかりました。今後も継続的に検討することになります。


国際TT会議③初歩指導とスズキの原理原則

23.11.01

10月14日(土)の午後2時以降のセッションは、初歩指導とスズキの原理原則についてですが、このテーマについては、まずグループ会議を行ない、それから全体セッションという流れで行なわれました。なお、このグループ分けは、それぞれのテーマで異なります。


国際TT会議④指導者養成の根幹について

23.11.01

10月14日(土)夕方5時からのテーマは指導者養成の根幹でした。ここではグループでの意見交換をせず、全体セッションのみの展開でした。次世代の指導者にTTが何を伝えなければならないかを焦点に、スズキの音にこだわったディスカッションになりました。


国内および海外からの参加者の声

23.11.01

国際TT会議および全国指導者研究会終了後に、松本の本部事務局より海外から参加の指導者たちに、今回の参加で感じた様々な事柄について、アンケートを実施。会議の内容に手応えのある、充実した期間であったことがわかります。ここでは抜粋を紹介します。


交流会グループレッスン&コンサート

23.11.01

国際TT会議の最終日、10月15日(日)の最後に行なわれたのが、海外の先生と日本の先生とのグループレッスンとコンサートを通じての交流会でした。ステージいっぱいの子どもたちの演奏を指導される海外の先生たちのレッスンで、充実した交流ができました。


鈴木鎮一先生誕生日ツアー!を開催

23.11.01

10月17日(火)は、鈴木鎮一先生の125歳の誕生日でもありました。国際TT会議に続く全国指導者研究会に参加されていた海外の指導者たちを対象に、鈴木先生のお墓参りと鈴木鎮一記念館訪問が企画されました。青空の下、心新たに思いを重ねた時間になりました。


国際スズキ協会(ISA)理事会を同時開催

23.11.01

松本で開催された国際TT会議に引き続き、10月16日(月)~18日(水)の3日間、才能教育会館会議室で、国際スズキ協会(ISA)の理事会が開催されました。4年ぶりの対面での会議となり、今後の活動方針が確認されました。早野龍五会長が報告します。

続いて、全国指導者研究会を開催

23.11.07

国際TT会議でのコンサートが終了したのが10月15日(日)17時。30分後には、全国指導者研究会の開会式がスタートという、かつてない展開となった今年。10月18日(水)までの4日間、多彩な研究が行なわれ、海外の指導者も半数近くが継続して参加されました。


東京藝術大学でのシンポジウム報告

23.11.10

10月21日(土)、東京藝術大学音楽学部第6ホールで開催されたシンポジウム「鈴木鎮一と音楽の近代」。鈴木先生の残された音源の分析研究など、多彩な視点の数々が披露され、今もなお鈴木先生が今を生きる学者の皆様の研究対象であることに驚かされました。

 

鈴木鎮一に関する最新のWeb英文記事

23.11.01

1986年の創刊以来、弦楽器を取り巻く活気あるコミュニティから、編集者や専門家の寄稿者がストーリーを共有するアメリカの弦楽器専門誌「Strings」が鈴木先生の誕生日に合わせて執筆された記事を掲載。タイトルは「鈴木鎮一が残した不滅の強さ」です。

 

酒井邦嘉先生のWeb記事

23.11.01

スズキ・メソードとの共同研究や機関誌での連載記事などでお馴染みの東京大学の酒井邦嘉先生は、社会問題になっている生成AIの台頭に警鐘を鳴らしています。先頃「君たちはAI時代をどう生きるか」と題した文章を執筆。東京大学のサイトからご覧いただけます。

 

YAMADA TRIOが横浜でコンサート

23.11.01

国際スズキ・メソード音楽院出身で、札幌、弟子屈、横浜在住の超遠距離にもかかわらず、さまざまなアイデアを駆使されながらコロナ禍を乗り切ってきたYAMADA TRIO。そんな彼らが、横浜で「トワイライト・コンサート」を開催。今年は前夜祭もあります。


ロイス・シェパード先生の連載記事⑬

23.11.01

オーストラリア在住のヴァイオリン・ヴィオラ科指導者、ロイス・シェパード先生のご著書「鈴木鎮一先生の思い出」日本語訳の連載第13回。第7章「人は環境の子なり」が始まります。知られていないエピソードが多く、興味深い内容が続きます。