今年の全国指導者研究会。
6月1日(月)〜4日(木)の4日間を速報します。

 
 スズキ・メソードを教える指導者たちの真剣学び場、それが全国指導者研究会です。今年は、6月1日(月)〜4日(木)までの4日間。いつも利用しているまつもと市民芸術館主ホールが大規模改修工事のため、2025年10月~2027年3月までの18ヵ月間、使用できないため、今年は初めて、埼玉県大宮駅近くのソニックシティの施設を使っての開催です。そのため、今年は一般公開プログラムが見送られました。
 
 連日、多彩な研究が行なわれ、次世代につながる重要なテーマが目白押しに用意されています。世代や地域、楽器を超えた意見交換なども意欲的に開催されます。ここでは、その様子を日程別にダイジェストで速報します。
 
 Day1  6月1日(月)
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開会式 13:30 ~ 14:00
 会場となったソニックシティ小ホール。オンラインでも同時開催のため、あちこちにリモートカメラがあり、配信チームが一元管理していますので、496席の収容キャパは、ちょうどいいサイズ感です。川沼顕実行委員長からの「みなさんが間違えて松本に行かれていないことを願っています」の冒頭の挨拶で、和やかな雰囲気でスタートしました。
 
・開会の挨拶(関東地区 川沼顕実行委員長 神田淳子副実行委員長)
・東 誠三会長挨拶
・講師紹介(東 誠三先生、菊地知也先生、宮前丈明先生、臼井文代先生)竹澤恭子先生は2日目からのご参加です。
・黙祷
・新任指導者、研修生紹介
・指導歴15年、25年、40年、50年の指導者表彰

 


 
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スズキ教育法委員会 14:00 ~ 15:30 
「鈴木鎮一先生の願いを未来につなぐために」
 お話 片岡映子先生
 アメリカでも活躍されたヴァイオリニスト片岡映子先生の父親、鈴木清さんは、才能教育研究会の理事、常任理事を歴任されました。わが子がヴァイオリンを通して成長する姿に真正面から向き合いながら、試行錯誤し、手応えを得る過程が記されたのが、「わが子の才能を伸ばした父の愛育記録」(1960年黎明書房より出版)。その内容をスクリーンに映しながら、進行役の加藤寿子先生が片岡映子先生にお話を伺うスタイルでした。鈴木先生の教え、一つの音に対してこだわりぬかれたエピソードをはじめ、能力を育てることの大切さなど、様々なお話は、聴衆の指導者の皆さんにとって、あらためてスズキ・メソードの原点を確認する貴重な機会となりました。
 
 マンスリースズキでは、昨年7月27日に、鈴木鎮一記念館で開催された片岡ファミリーのコンサートを紹介していますので、ご参考まで。
 
→マンスリースズキ2025年の片岡ファミリーコンサートの記事
 


 
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各科プログラム 15:45~17:15
・ヴァイオリン科 実技「夏期学校に向けて」
・チェロ科 菊地知也先生による研究科C  ラロ:チェロ協奏曲第2楽章、第3楽章の研究
・フルート科 宮前丈明先生による「トナリゼーション・ダイナミクスの技術と奥義」
・ピアノ科 東誠三先生による「トナリゼーションの実習」短い物語、主題、囃し歌、ロンド、アラベスク

 


 
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創立80周年記念祝賀会 18:30~20:30
 1946年にスタートしたスズキ・メソードは、今年、2026年で創立80周年を迎えました。3月に8年ぶりに開催した第55回グランドコンサートをはじめ、記念行事が続きます。全国指導者研究会の初日、80周年の記念祝賀会をパレスホテル大宮で開催しました。早野龍五理事長、東誠三会長のご挨拶、印田礼二先生の乾杯のご挨拶は、いずれも素敵なお話が続きました。いずれ、ここで紹介する予定です。1956年にスタートした浅間温泉での第1回全国指導者研究会を皮切りに、70年の歴史を紐解くスライドショーでは、初めて見るような写真のオンパレード。鈴木先生を中心に往年の指導者たちの若かりし姿に興味が惹かれました。
 
 ゲストの演奏では、ピアノ科出身の森田義史さんのピアノ演奏に続き、ヴァイオリン科出身で、口笛チャンピオンで知られる青柳呂武さんと森田さんの演奏は、大盛り上がり。口笛で吹くモンティの「チャルダッシュ」など超絶技巧に酔いしれましたし、口笛で吹くチェロの名曲「白鳥」では情感たっぷりな演奏を堪能しました。
 
 最後は久しぶりの記念撮影。高さのある脚立でカメラマンさんが腕を振るってくださいました。